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【経済】

東証一時2万3000円割れ 新型肺炎の拡大を懸念

 三十日の東京株式市場は、中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大で、世界経済への悪影響が広がるとの不安から売り注文が膨らみ、日経平均株価(225種)は大幅反落した。下げ幅は一時四〇〇円を超え、節目の二万三〇〇〇円を割り込み、約二カ月ぶりの安値水準を付けた。

 午後一時現在は前日終値比四四二円〇五銭安の二万二九三七円三五銭。東証株価指数(TOPIX)は三〇・七四ポイント安の一六六九・二一。

 欧州などの航空会社が中国との直行便の運休を決定した。トヨタ自動車など日本企業の中国工場の操業停止が長期化し、消費や生産の停滞が長引きかねないとの懸念が広がった。

 FRBのパウエル議長は二十九日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に対し「状況を注視する」と指摘した。中国で感染者が増加し、日本でも新たに三人の感染が判明したことも市場の警戒感を強めた。

 三十日の香港市場は下落。円相場は一時一ドル=一〇八円台に上昇、東京株式市場では投資リスクを回避しようと売りが強まった。

 

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