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【経済】

豚コレラ名称「豚熱」に 予防殺処分の改正法成立

 アフリカ豚コレラ(ASF)が国内で発生した場合に「予防的殺処分」の実施を可能にすることを柱とした改正家畜伝染病予防法が三十日、参院本会議で全会一致で可決、成立した。飼育豚や野生イノシシで感染が確認された場合、周辺農場の健康な豚も殺処分できるようになる。「豚コレラ」「アフリカ豚コレラ」の名称はそれぞれ「豚熱(ぶたねつ)」「アフリカ豚熱」に変更する。

 改正法は二月上旬にも施行される見通し。アジアでアフリカ豚熱の発生が拡大していることを受け、早急に国内の対応を強化するため議員立法で提出されていた。

 予防的殺処分は感染力の強い家畜伝染病のまん延を防ぐため、発生が確認されていない農場を対象として殺処分を実施する措置。これまで対象となる家畜伝染病は口蹄疫(こうていえき)に限られていたが、アフリカ豚熱には有効なワクチンがなく、養豚業に深刻な打撃となる懸念があるため追加した。ただ農家の財産に対する厳しい措置のため、家畜の移動制限などでは感染拡大を防げない場合に限る。

 実施範囲については、農林水産省が発生地点から最大で半径三キロ圏内とするよう防疫指針を改定する方針。

<お断り> これまで「豚コレラ(CSF)」としてきた表記を「豚熱(CSF)」に変更します。読み方は「ぶたねつ」で、CSFは省略することもあります。アフリカ豚コレラも「アフリカ豚熱(ASF)」などとします。

 

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