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【経済】

防衛関連にサイバー攻撃 さらに2企業被害

 河野太郎防衛相は三十一日の閣議後記者会見で、二〇一六、一八年度に一件ずつ、防衛関連企業に対するサイバー攻撃があったと明らかにした。既にサイバー攻撃を受けたことが発覚したNEC、三菱電機とは別の二企業とした上で社名は公表しなかった。「いずれも防衛省が指定した秘密は流出していない」としている。

 河野氏は「しっかり公表すべきだと思うので、当該企業と調整している。世の中に知ってもらい、防御のことを考えてもらうことが必要だ」と話した。一連のサイバー攻撃については「相互に関係しているかどうかは把握していない」とした。

 三十日に発覚したNECに対するサイバー攻撃でも、河野氏は秘密の外部流出を否定。一方、潜水艦ソナーに関する社の研究など、NECから流出した可能性のあるファイルの一部には、防衛省の指定する秘密が類推される情報も含まれるとの見解を示した。

◆不正アクセス被害 NEC2万7000件超

 NECは三十一日、防衛事業部門などで利用している社内サーバーにサイバー攻撃を受け、保存していた二万七千四百四十五件のファイルに不正アクセスがあったことを確認したと発表した。情報流出などの被害は確認されていないとしている。NECによると、二〇一七年六月に社内のパソコンから外部サーバーへ不正な通信が行われていることを確認し遮断を実施。一八年七月に不正通信のあったパソコンと外部サーバーとの暗号化通信の解読に成功し、不正アクセスが判明した。

 ファイルは顧客への提案書類などで、最重要の防衛機密などはネットワークから遮断した場所に保存しているという。

 

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