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【経済】

ぺんてる買収、コクヨが断念 株保有46%

 文具大手のコクヨ(大阪市)の黒田英邦社長は十四日、大阪市で開いた決算記者会見で、敵対的買収を仕掛けたぺんてる(東京)について、目標としていた株式の過半数取得を断念する考えを示した。ぺんてる株の保有比率は現時点で約46%にとどまっていることを明らかにし「今後、敵対的に買い増すことはしない」とも語った。

 ぺんてるを巡っては、買収を表明したコクヨに対し、ホワイトナイト(白馬の騎士)のプラスがぺんてる支援に乗り出し、争奪戦の様相を呈していた。コクヨが買収を断念したことで決着した格好となったが、コクヨの株主からは経営方針の転換に批判の声も出てきそうだ。

 黒田氏は「敵対的に株を買い進める意味がない。大株主として良好な関係を構築したい」と説明した。

 コクヨはぺんてる株の取得にこれまで約百三十億円を費やした。同日発表した二〇一九年十二月期連結決算は、売上高が前期比1・6%増の三千二百二億円、純利益は7・5%増の百五十三億円だった。

 

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