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【経済】

5G商戦加速 シャープ・国内初のスマホ発表/KDDI・課題の端末費お得に

シャープが今春発売する5G対応スマートフォン「アクオスR5G」=17日、東京都港区で

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 今春に国内で始まる第五世代(5G)移動通信システムの商用サービスに向けた企業の動きが活発化してきた。シャープは十七日、国内メーカーとしては初の5G対応のスマートフォンを発表。大手通信会社のKDDIは高価格が予想される5Gスマホを念頭に、端末をお得に購入できる支援策を明らかにした。

 5Gは、現行の第四世代(4G)に比べて約二十倍の高速通信が可能で、スマホやタブレットなど多くの携帯端末が一度に接続できる特徴がある。NTTドコモやKDDIなど通信各社は三月以降に順次、商用サービスを始める。

 サービス開始に合わせてシャープは5G対応スマホ「AQUOS(アクオス) R5G」を発売する。十億色の表現力を持つ独自の液晶技術「IGZO(イグゾー)」を採用し、超高細密の8Kカメラを搭載した。8Kの高画質な画像や動画も、5Gで瞬時に会員制交流サイト(SNS)などに投稿・共有できる。

 ただ、5Gの普及には、高額な端末価格が課題と言われる。スマホ事業を担当するシャープの小林繁氏は「価格は(携帯会社などの)販売元が決める話だが、今の最上級スマホと大きく変わらないのではないか」との見通しを示した。現行の最上級機種は十万円前後が中心となっている。

 高額なスマホの購入負担を和らげようと、KDDIは「残価設定型」の支援策を二十一日から始める。

 購入するスマホの二年後の買い取り価格を残価としてKDDIが独自に設定。利用者は販売価格から残価を差し引いた残りを二十四回の分割で支払う。二年後にスマホを返却し、新しい機種に買い替える条件で、残価分の支払いが免除される仕組みだ。

 残価は機種ごとに異なり、例えばiPhone(アイフォーン)11なら、実質的に約四割引きとなる。KDDIの松田浩路氏は「5G時代でもスマホをお得に持てるように提案したい」と話した。 (岸本拓也)

 

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