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【経済】

日産が臨時株主総会 内田社長ら取締役選任

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 日産自動車が横浜市内で十八日開いた臨時株主総会で、昨年十二月に就任した内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)、三菱自動車出身のアシュワニ・グプタ最高執行責任者(COO)ら計四人を取締役に選任する議案が可決された。前会長のカルロス・ゴーン被告を解任した昨年四月に続き、臨時総会は同一年度で異例となる二度目の開催となった。

 ほかに取締役に選ばれたのは、生産部門などを統括する坂本秀行副社長と、大株主の仏ルノーで筆頭独立社外取締役を務めるピエール・フルーリオ氏。役員報酬の不当なかさ上げ受領が発覚して辞任した西川(さいかわ)広人前社長兼CEOと、山内康裕前COOは取締役を退き、経営体制が刷新された。

 総会には六百六十六人の株主が出席し、業績悪化の責任を取って役員報酬を見直すべきだという厳しい意見が出た。昨年十二月に発足した新体制で副COOに就任した関潤氏が日本電産へ移籍したことを受け、経営の混乱が続いていることを危惧する声もあった。

 ゴーン被告の事件が明るみとなって以降、日産は経営を巡る混乱が続き、ブランドイメージの低下で販売不振も深刻化。二〇一九年十〜十二月期決算の純損益が十一年ぶりの赤字に転落した。

 内田氏は総会で、業績悪化に伴う二〇年三月期の期末配当の見送りを陳謝し、「早期に収益と、魅力的な株主還元を回復すべく、事業改革を断行していく」と述べた。 (生島章弘)

 

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