東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 経済 > 紙面から > 2月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【経済】

中国、追加関税1年免除 豚肉など 米696品目、輸入促す

写真

 【北京=共同】中国政府は、米国からの輸入品六百九十六品目を対象に追加関税の適用を一年間免除すると発表した。豚肉や大豆、液化天然ガス(LNG)などが含まれる。肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大が中国経済に打撃を与える中、貿易協議の「第一段階」で合意した米製品の輸入を促す構えだ。

 第一段階の合意は今月十四日に正式に発効。両国は互いに追加関税率の一部を引き下げた。ただ経済が減速する中国にとって輸入目標達成へのハードルは高く、実現可能性に疑問の声も出ていた。新型肺炎の影響で輸入が滞らないよう、中国は除外措置を急いだようだ。

 三月二日から中国の輸入業者の受け付けを始めるとしている。第一段階の合意では、中国が農産品やエネルギーなどの米産品の輸入を「二年で二千億ドル(約二十二兆円)増やす」と明記している。

 中国ではアフリカ豚熱(ASF)の感染拡大を背景に豚肉の供給が不足しており、適用範囲の拡大で輸入を増やす考えもあるとみられる。

 米中は合意の順守状況を協議する枠組みも設けており、トランプ米政権は約束が実行されなければ追加関税を強化する方針。ただトランプ大統領は「第二段階」の協議については「少し時間がかかる」としている。

 中国は既に、新型肺炎の防疫に関わる物資について、米国産品に対する追加関税を除外する措置を打ち出している。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報