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【経済】

新型肺炎で世界同時株安の様相 NY株、一時760ドル安

 【ロンドン=共同】週明け二十四日の世界の株式市場は、肺炎を引き起こす新型コロナウイルス感染が世界規模で急拡大していることを懸念、主要指数が全面安となった。ニューヨーク株式市場ではダウ工業株三十種平均が大幅続落し、前週末からの下げ幅が一時一〇〇〇ドル近くとなり、二万八〇〇〇ドルを割り込んだ。

 感染者が急増した韓国が前週末比4%近く値下がりし、イタリアが一時6%の下落となったほか、英国やドイツも軒並み大幅な下げを記録。世界同時株安の様相を呈しており、連休明け二十五日の東京株式市場は波乱の展開となりそうだ。

 ダウは取引開始直後に九九七・〇四ドル安の二万七九九五・三七ドルをつけた。

 新型肺炎は震源地である中国以外にも急速に拡大。人やモノの往来制限が長期化し、世界の経済活動の停滞を招くとの警戒感が一気に広がった。二十三日までリヤドで開かれていた二十カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が具体的な景気下支え策を打ち出せなかったことも失望を招いたとみられる。

 米東部時間午前十時現在、ダウは前週末比七六七・七九ドル安の二万八二二四・六二ドルをつけた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は三〇〇・五三ポイント安の九二七六・〇六。アジア市場は韓国・ソウル市場の総合株価指数(KOSPI)が3・87%安、中国各地の株式市場も下落した。

 英紙フィナンシャル・タイムズ電子版は「市場は世界的な新型コロナウイルスの広がりを目の当たりにし、アジアだけの問題ではないという極端な懸念を示すだろう」という市場関係者の分析を紹介した。

 

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