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【経済】

外出自粛へ 各店大慌て 時短・維持・休業…判断割れる

東京都の週末外出自粛要請を受け、店舗に張られた営業時間短縮のお知らせ=26日午後、東京都渋谷区で

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 東京都が週末の外出自粛を要請したことを受け、都内の小売りや外食チェーンが休業などの対応に追われている。通常通り営業し人々の生活を支えようとする動きがある一方、感染リスクや従業員の通勤などを考慮して休業を検討する企業もある。

 「スーパーは食品のライフライン。生活に必要なものを供給するのは小売りの使命」と話すのはイオンの担当者。土日とも通常通りの営業を予定する。

 都内を中心に展開する食品スーパーのいなげやも、土日の休業は予定していない。ただ、都が要請を行った二十五日夜以降、多くの客がまとめ買いに走ったことをふまえ、週末はチラシでの集客を自粛する。「店内に来店客が密集し、混乱して感染リスクが高まる」(担当者)との判断だ。

 ある都内のスーパーでは、カップ麺や缶詰など保存のきく食品を中心に欠品し、棚がからっぽの状態に。担当者は「これ以上商品がなくなれば休業も検討しなければならない。在庫は十分にあるので必要な分だけ冷静に買ってほしい」と買いだめの自粛を訴えた。

 コンビニ最大手のセブン−イレブン・ジャパンは「感染リスクや人命、安全を最優先し、営業を継続するかどうかは個店ごとに判断する」とした。休業は本部と加盟店が協議して決めるという。

 百貨店のそごう・西武は週末を通常通り営業する予定。担当者は「食品を求めるニーズに応えたい」と話す。高島屋は日本橋と新宿、横浜の三店を休業。「SHIBUYA109渋谷」も休館する。

 外食では、ガストやバーミヤンなどのすかいらーくホールディングス(HD)が都内の全二百七十五店で週末の深夜営業を取りやめて午前零時に閉店する。一方で外出を控える人による宅配の注文が一割以上増えているため、配達員を増員して対応する。 (嶋村光希子)

 

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