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【教育ニュース】

「不正入試 相談窓口を」 有識者会議が最終報告

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 医学部の不正入試問題を受け、文部科学省は三十一日、入試の公平性を確保するための方策を議論する有識者会議の最終報告を公表した。四月の中間報告で示した性別や年齢による差別を禁止するなどの共通ルールに加え、新たに文科省に対して、不正の疑いが生じた場合に相談窓口を設置することなどを求めた。

 文科省は毎年六月に大学向けに出している「大学入学者選抜実施要項」を改訂し、来年度入試からルール適用を求める。現在の要項には具体的な基準がない。

 最終報告は、面接で受験生に保護者の出身校など不要な情報を聞いたり採点時の資料に掲載しない▽補欠合格者に順番を知らせたり、繰り上げ合格を連絡する時期を公表したりすることが透明性確保に有効−などとしている。卒業生の子に対する特別枠については、必要性や人数、選抜方法の丁寧な説明を求めた。

 四月の中間報告は、性差別などの禁止▽試験の成績順を飛ばして合格させることの禁止▽小論文や面接のマニュアルが必要▽採点は受験者情報を伏せて複数人で行う−などの方針を示していた。

 不正入試を巡っては昨年、東京医科大など十大学の医学部で得点操作するなどの不適切な事例があったと文科省が認定していた。 (原尚子)

 

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