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【教育ニュース】

大学共通テスト料、据え置き 文科省方針 受験生の負担を考慮

 文部科学省は、二〇二一年一月に初回が実施される大学入学共通テストの検定料について、現行の大学入試センター試験と同額の一万八千円(三教科以上)と一万二千円(二教科以下)に据え置く方針を固めた。記述式問題の導入などで運営費が増える分は国の補助金を充て、受験生の負担増を食い止めたい考えだ。

 来年度概算要求に関連経費として五十億円を盛り込む。ただ、センター試験に英語のリスニングが導入された〇六年には検定料を二千円値上げしており、今回据え置きとすべきか、年末の予算編成に向けて政府内で議論となる可能性もある。

 共通テストでは、従来のマークシート形式の問題に加え、国語と数学の一部で記述式問題が導入され、採点の経費が増す。「英検」や「GTEC」などの英語民間検定試験の活用も始まるため、その成績を集約して管理し、各大学などに提供する新たなシステム構築や運用にも費用が必要となる。

 従来のセンター試験は、運営する大学入試センターが受験生から集める検定料で費用を賄っている。共通テストについても、経費が増える分は検定料の値上げで補うべきだとする意見もあるが、受験生が最大二回まで受けられる英語民間検定試験は一回五千八百円から二万五千円程度かかり、文科省は、さらなる負担を求めるのは望ましくないと判断した。

 

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