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【親子で学ぶぅ】

<文化編>清正あて秀吉の朱印状発見

豊臣秀吉が加藤清正に朝鮮出兵を命じた朱印状の部分。左はしの日付の下に朱印がおされている(刈谷市歴史博物館提供)

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 豊臣秀吉(とよとみひでよし)が1592年の朝鮮出兵(ちょうせんしゅっぺい)(文禄(ぶんろく)の役(えき))のときに、家来の加藤清正(かとうきよまさ)に出兵を命じた朱印状(しゅいんじょう)が、愛知県刈谷(かりや)市の寺で見つかりました。朱印状は縦(たて)21.5センチ、横125.5センチ。直径3.8センチの朱印が秀吉の他の手紙と一緒(いっしょ)で、他と同じ高級な和紙を使っており、実物と判断(はんだん)されました。

 3月23日の日付で「おまえも出陣(しゅつじん)せよ。異国(いこく)の者はそんなに強くないと思って、決して油断(ゆだん)はしないように」と伝え、「25日に(自分が)出陣する。城の守りを固め、みなで相談してつつがなく進めるように」との指示(しじ)もあります。

 朱印状は江戸(えど)時代に刈谷藩士(はんし)が手に入れたとみられ、子孫が先祖(せんぞ)を弔(とむら)う寺にあったものを刈谷市歴史(れきし)博物館におくりました。博物館の学芸員は「朝鮮出兵時の各大名の動きがくわしく分かる貴重(きちょう)な史料です」と話しています。

 

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