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【親子で学ぶぅ】

<科学編>ふられても、あきらめない

メス(上)に求愛するオスのショウジョウバエ=石元広志さん提供

写真

 ショウジョウバエのメスは、オスから求愛されると初めは拒否(きょひ)します。しかし求愛が続くうちに受け入れるようになります。名古屋(なごや)大学の石元広志特任講師(いしもとひろしとくにんこうし)たちは、メスの脳(のう)をくわしく調べ、オスがあきらめないことがカップル成立の要因(よういん)だと明らかにしました。

 オスは羽音を使って求愛の歌を歌い、フェロモンという物質(ぶっしつ)を出します。これをメスが受け取ると、まず脳の中の「拒否する神経(しんけい)」が強く働きます。それでも求愛が続くと、やがて「受け入れる神経」の働きが勝つようになっていたのです。

 すぐに求愛を受け入れないことで、メスは相手をじっくり見極(みきわ)められるようです。メスの体調が悪かったり、オスが魅力的(みりょくてき)でなかったりして、カップルになれないこともあります。しつこいオスがいつも成功するわけでもないようです。

 

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