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【NIE】

<知りたいコトバ 知っている?言葉>万円

 二十年ぶりに紙幣(日本銀行券)が一新されます。人物の顔触れは大きな話題ですが、金額表示の洋数字が大きくなり「0」が目立ちます。逆に漢数字が小さくなったのも時代の流れでしょうか。

 日本語は数の数え方が、音訓入り乱れ複雑で、外国人学習者を悩ませます。お金も百円、千円というのになぜか万は一万円と呼ぶのです。同じ漢字文化圏の中国語では「一百、一千、一万」とすべて「一」をつけ、韓国語では「百、千、万」とみな付けません。

 日本語は例外もあり、万以上のけたの数字で千の位が出るときは「一千」と一を入れます。そろばんの読み上げ算も同じです。百万の十倍は普通、「千万」でなく「一千万」です。

 英語のミリオネア(millionaire)は「金持ち」の意味で、直訳すれば百万長者です。ただ、このミリオンは日本の「万=よろず」と同様「多数」という意味で、「億万長者」が意味的には近いようです。億万長者を英語辞書で引くとビリオネア(十億長者)と出てくることがあります。 (高田照二)

 

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