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【NIE】

<学校と新聞>生徒会新聞  工夫し読みやすい紙面に

新聞編集の工夫などを語り合う生徒会のメンバー=都内の中学校で

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 最近の生徒会新聞を読んで、読みやすい紙面になっていることに気づき、執行部の生徒会メンバーに話を聞くことに。生徒会室に集まったのは会長の真奈さんと本部役員の優里杏(ゆりあ)さん、玲愛(れあ)さん、妃希(ひなき)さん。

 −紙面が変わって読みやすくなったのはなぜ?

 最初に真奈さんが「メンバーで話し合った結果、見出しやカットを工夫し、もっと読んでもらえる新聞を作ろうということになりました」と答えます。続いて玲愛さんが「生徒会室を整理して出てきた六、七年前の生徒会新聞を読んで気づいたのは、今の紙面が固すぎること。そこで四コマ漫画も入れることにしました」。優里杏さんが「絵の上手な妃希がメンバーに入ったので紙面の幅が広がったんです」と妃希さんをほめます。なるほどと感心していると、真奈さんが「紙面の割り付けや文字数を最初に決めるとスムーズに編集会議ができるようになりました」と説明。工夫しているからこその紙面の変化だったのですね。

 −大変なことは?

 「文章を適切な分量にする判断と、どうしたら読んでもらえるかを考えること」と真奈さん。妃希さんは「決めた字数内にまとめるのが難しい」。それぞれ苦労しているようです。

 −やっていて良い点は?

 真っ先に優里杏さんが「文章を書く際、いろいろな言葉を使うので語彙(ごい)力がアップした」と言うと、みんなうなずきます。「協力して作った新聞を友人たちが『次も楽しみ』と言ってくれ、本当にやっていて良かった」と妃希さんがしみじみと語りました。

 −今後はどうしたい?

 「みんなのために地道に頑張る生徒をたくさん紹介したい」と玲愛さんが言えば、「学校生活にもっとフォーカスした内容を充実させ月に一度は発行したい」と真奈さんも続きます。

 −一般の新聞を読んで気づいたことはありますか?

 「文章の導入がうますぎる」と優里杏さん。「見出しの言葉が目を引く。自分たちも見習いたい」と玲愛さん。妃希さんは「自分の意見を上手に記事に入れていて、私も挑戦したい」。真奈さんは「文字制限がある中で端的にまとめている。私は文章が長くなりがちなので見習いたい」。生徒会新聞作成が、新聞記事を見る目も育てています。

 (東京都公立中学校主任教諭・穐田剛)

 

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