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【NIE】

<学校と新聞>新13歳のハローワーク 同じテーマで2度目の編集

3年生になって編集した「ハローワーク新聞」

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 一年生のキャリア教育の一環で実施した「新13歳のハローワーク」(村上龍著)の輪読。二年生になっても再度実施し二年間続きました。結局、順番が一人八回前後回ってきて、その都度「ハローワーク」を読み、自分が興味をもった仕事をワークシートに記入していきました。日本で一番「ハローワーク」を読み込んだ生徒たちかもしれません。

 三年生になり、学習成果をまとめるため、昨年に続き「ハローワーク新聞」を作ることにしました。メンバーは真奈さん、優里杏(ゆりあ)さん、玲愛(れあ)さん、妃希(ひなき)さんの四人。初めて優里杏さんが編集長になり、記事の分担を決め、二週間後に原稿を持ち寄ることにしました。

 締め切り日にそれぞれ原稿を持ち寄り、台紙に貼り付けて新聞が完成しました。四人で協力して、作り上げたハローワーク新聞。一年前に作成したものと並べると、数段レベルアップした紙面にできたことが、一目瞭然です。

 紙面を少し紹介します。「一年生では、自分の身近な人の職業や将来の夢に関係のある職業を選んだ人が多かったです。二年生ではあえて自分とはかけ離れている職業や偶然開いたページに載っていた職業など、幅広いジャンルの職業を選びました」(二年間の比較についての記事)。「この仕事につきたいと思っても、そう簡単にはその仕事につくことはできないことを学びました。ですから、視野を広げ自分の壁を越えるために、今は勉強あるのみです」(編集後記)

 それぞれの苦労を語ってもらうと、「前回の新聞では、集計を担当したが、今回はユニークな職業の記事が担当だったので、本の中でみんなが面白いと思う職業を探すのが楽しかったです」と玲愛さん。真奈さんは「今回は二年間の比較や考察を入れることができた。デザインにも配慮したので、紙面のレベルがかなり上がったと思います」、妃希さんは「タイトルが目を引くように、レタリングで工夫し、見出しも目立つように強調しました」。

 優里杏さんは「初めて編集長をやって、記事の割り振りや枠作りなど思った以上に大変でした。昨年、編集長を務めた真奈さんの苦労がよくわかりました」。

 全校生徒に配布したところ、三年生だけでなく、他学年でも好評でした。

 (東京都公立中学校主任教諭・穐田剛)

 

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