東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 教育 > NIE > 記事

ここから本文

【NIE】

<学校と新聞>菅生中の広報委員 社会と学校結ぶ新聞づくり

楽しそうに学校新聞の編集会議で話し合う広報委員会の生徒たち=川崎市立菅生中学校で

写真

 第四十五回川崎市立中学校新聞コンクールが十月に行われました。全市から四十三校、二百一紙の新聞が集まりました。一昨年から「東京新聞賞」も加わり、年々盛り上がっています。

 菅生(すがお)中学校(宮前区)からは一年生二クラス、三年生一クラスの学級新聞と、学校新聞の四紙を応募しました。広報委員を中心に係の生徒が協力し、放課後だけではなく、休日も活動していました。コンクール結果は、一年生は惜しくも入賞を逃しましたが、三年生が努力賞、学校新聞が東京新聞賞に入賞できました。

 新聞作成の感想を一年生清水ゆかりさんに聞くと、「コンクールに向け何度も読み返して手直し、文字やレタリングをより丁寧に書いたり、とても苦労しました。でも楽しかったです。入賞できませんでしたが、他校の新聞を参考にこれからも楽しい新聞を作りたいです」と話していました。

 前期広報委員長の五十嵐胡幸(こゆき)さん(三年)は「学級新聞は、多くの人の協力で身近な内容から地域社会のことまで取材し、丁寧に仕上げました。学校新聞は学校と社会の関係として、十月から10%に上がる消費税について全校アンケートをとりました。アンケートを集計・分析し、社会と学校を結ぶ活動が評価されたと聞いて、うれしく思いました。後輩には良い伝統を引き継いでほしいです」と自信を持って語りました。

 後期最初の委員会が十七日行われ、二年生の佐々木遥菜(はな)さんが立候補、委員長に決まりました。「広報委員会の活動は大変ですが、先輩に負けないように皆を引っ張っていきたいです。後期は県や全国のコンクールがありますが、少しでも皆に役立つ情報を早く、正確に伝わる良い新聞を、皆で作っていくことを目標に頑張っていきたいです」と意気込みを語りました。

 各校が集まる二十三日の連合文化祭での表彰式に、生徒四人が参加しました。新聞作成の技術指導などもあり、阪口舞さん(二年)は「講習でレタリング技術や、見出しを本文中からどう考えるのかのヒントを学び、ためになりました。今後の活動に生かしていきたい」と喜んでいました。後期から二年生中心、広報委員会は地味な活動が多く目立たない存在ですが、県や全国のコンクールに出品しようと意気込んでいます。

 (川崎市立菅生中学校教諭 関信助(のぶすけ))

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報