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【NIE】

<学校と新聞>岩波ジュニア新書 図書新聞への感想に感激

生徒たちの新聞は、山本慎一さんの色紙とともに図書室に掲示した=都内の中学校で

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 通算十回目の図書委員会出前講座の講師は、岩波ジュニア新書編集長の山本慎一さん。演題は「ジュニア新書 ページをめくると文字ばかり!?」。お願いするきっかけは、東京新聞の東京エンタメ堂書店(昨年十月二十九日付)の山本さんの記事を読み、ぜひお呼びしたいと思ったからです。一方、山本さんも本欄「学校と新聞」を読んでいて、本校の取り組みに興味を持っていたそうで、こんな偶然もあるのかとびっくり。

 演題の「文字ばかり」は決してマイナスのことを示しているのではなく、本にはたくさんよいことが書かれているという意味で、言葉の持つ性質から始まり、ジュニア新書の創刊理由、その存在意義などを分かりやすく話してくれました。

 今回の「図書新聞」作成は三年生。編集長の嶺花(れいか)さんがインタビュー、芽依さんがタイトルと編集後記、講演内容を陽輝(はるき)くん、生徒の感想を光くんが担当。陽輝くん以外は全員が経験者なので直(す)ぐできると思っていたら、まさかの展開に。演題が書いてなかったり、余白が多かったりと何度もやり直しに。「読みたいと思わせるような工夫が足りなかった」と編集長は反省することしきりでした。

 なんとか完成した新聞を山本さんに送ると、「『図書新聞』を作ってくれてありがとう。すごくいい感じですね!」という手紙をいただきました。

 「講演内容は陽輝くんですね。私が伝えたかったことを的確に、うまくまとめてくれています。感想をまとめてくれたのは光くんですね。ここに書いてくれたように、新書は一年生には難しいと思われるかもしれないけれど、三年生に『これから読んでみよう』と思ってもらえうれしいです」

 続けて、「インタビューとオススメの本をまとめてくれたのは嶺花さんですね。私の思っていることをきちんと書いてくれてありがとう。ふだん、どんな思いで本を作っているかということを人に伝える機会があまりないので、こうしてインタビューで聞いてもらえてうれしかったです。編集後記を書いてくれたのは芽依さんですね。『ジュニア新書は読みやすい』と感じてくれてありがとう。また、みなさんと会うのを楽しみにしています」。

 四人とも大感激。何度も直したかいがありました。

 (東京都公立中学校主任教諭・穐田剛)

 

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