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【NIE】

第17回新聞切り抜き作品コンクール 高校生の部 最優秀賞受賞者の言葉

表彰式の会場で展示された作品の前に立つ山口さん=東京都港区で

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◆千葉県立四街道特別支援学校高等部3年 山口七生さん

 千葉県立四街道特別支援学校は、病弱の児童生徒が病気を治しながら学ぶ学校です。作品づくりを指導した石川美雪教諭によると、高等部三年の山口七生(ななお)さんは、三年生で政治・経済を履修し、新聞に興味を持つようになりました。

 昨夏行われた参議院議員選挙の際は、憲法改正に関する各紙の記事を読み比べてリポートを作成。続いて、日本の平和主義と国際平和について学んだことをきっかけに、核廃絶をテーマに切り抜き作品に取り組んだそうです。

 先月十六日、表彰式の受賞スピーチで山口さんは、次のように述べました。

 「核廃絶の記事を読み、日本の核に対する意識が他国より強いことをあらためて知りました。半面、伝えていく人たちが高齢になり、伝えることが困難になっている現状があります」

 「核廃絶のために若い人々が行動し、次の世代に核の恐ろしさを伝えていくことが大事です。日本は唯一の被爆国ということを絶対に忘れてはいけません」

 普段の生活の中で核について考えることはほとんどなかったという山口さん。広島、長崎に原爆が投下された当時、若者だった人たちの話を記事で読むうちに「未来につなげる」というキーワードにたどりついたといいます。表彰式では、若い世代の一人として、核廃絶のために行動していくと誓ってくれました。

    ◇

 第十七回新聞切り抜き作品コンクール(東京新聞主催)に、五十五校の二千八百十八人から千七百三十九点の応募がありました。小中高校生各部門で最優秀賞に選ばれた作品を、作者の受賞スピーチなどを元に、三週にわたり紹介します。

 

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