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【NIE】

第17回新聞切り抜き作品コンクール 小学生の部 最優秀賞受賞者の言葉

表彰式の会場で展示された作品の前に立つ橋口さん=東京都港区で

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◆千葉県市川市立富美浜小5年・橋口真優さん

 二〇一八年の夏、母と沖縄の「ひめゆりの塔」に行きました。梅雨のころや夏休みに追悼式のニュースを見たことがあるような気がする、「ひめゆりの塔」という名前も聞いたことがある気がする。でも、それらが何なのかを私は知りませんでした。

 その後、テレビでシリアの内戦の様子が流れていたのを見て、世界でいまだに戦争で苦しむ地域があることに衝撃を受けました。

 ひめゆりの塔とシリア内戦。私は「こんな悲惨なことがあったことを知らなくてよいのか」「戦争を知らないままでよいのか」と思い、それを作品作りのテーマにしました。

 新聞を集めていくうちに、かつての日本では戦争で多くの犠牲が出たこと、戦争中だけでなく終わってからも傷が残り回復が難しいこと、そして今もなお世界中で戦争に苦しむ人がいることを知りました。

 悲惨な記事を読むうちに、私は一つの強い思いを持つようになりました。「戦争を知り、悲惨さを語り継ぎ、戦争をしてはいけないと声をあげなければいけない」と。

 戦争に関する記事を読むのは悲しいです。でも、私はこれからも戦争についての記事を読み続けます。

 三歳上の姉の影響で、一年生から新聞を読んでいる千葉県市川市立富美浜小学校五年の橋口真優(まゆ)さん。小学生向け新聞から始め、今は一般紙も姉妹仲良く読んでいるそうです。受賞作は、半年以上かけて集めた約八十点から「自分が分かりやすく、見る人に分かってもらいたい」記事を厳選。姉の助言を受けて、丁寧にレイアウトしました。 (佳)

 

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