東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 放送芸能 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【放送芸能】

加藤登紀子が新譜 本紙「この道」執筆も 一曲一曲、人生映す

写真

 シンガー・ソングライターで女優の加藤登紀子=写真=が、自身の足跡をまとめた6枚組みCDボックス「あなたに捧(ささ)げる歌」を出した。近く始まる本紙連載「この道」の中で触れる曲を全て網羅しているという。「曲が生まれた背景や、1曲ずつにまつわるエピソードを連載でたっぷり味わっていただきながら、歌を楽しんでいただけたらうれしい」と語る。 (原田晋也)

 CDボックスは全百七曲を収録。「一秒も無駄にしないで選んだ。本当に大事なものしか入っていない」と強調する。一枚目はさまざまな人との出会い、二枚目は自作のラブソング、四枚目はシャンソン…と「私の世界全体をテーマに分けて演奏した」と明かす。

 加藤は「ずっと私を見守ってくださった方との対話でもあるし、遠くで見ていた人や若い人にも入りやすくなっている」と話す。一九九二年のヒット映画「紅の豚」で主題歌を歌い、声優としてマダム・ジーナ役も演じた。近年、そうした映画で加藤を知った若い世代が、コンサートに足を運び、楽しんでいる光景をよく見かけるという。

 「同世代の人は私をよく知っているが、ジーナとしてしか知らない方は、私のことをもっと知りたいと思ってくれる。それがとてもうれしいんですよね」。「この道」の連載では、映画の主題歌「さくらんぼの実る頃」や、宮崎駿監督とのエピソードなどにも触れるという。

 昨年末には七十五歳の誕生日を迎えた。「これまでの人生で経験したこと全てが大切な力になってくれる気がする。生きることの面白さを味わい尽くしたい」とますます意気盛んだ。

 六月九日には東京・Bunkamuraオーチャードホールで、コンサート「LOVE LOVE LOVE〜愛の四楽章〜」を開く。タイトルの「愛の四楽章」には、年齢を重ねた今、過去の恋愛を思うことの面白さという意味を込めた。「私たちの年齢だからこそ伝えられるラブソングがある」と語った。

 午後五時開演。トキコ・プランニング=(電)03・3352・3875。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報