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【放送芸能】

「おかあさんといっしょ」卒業しても子どもの力に! 体操のお兄さん、パント!のお姉さん

小林よしひさ(右)と、上原りさ=東京都港区で

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 子どもが小さい頃、お世話になった人も多いかもしれない。60年の歴史があるNHKEテレの幼児向け番組「おかあさんといっしょ」で「体操のお兄さん」を歴代最長の14年間務めた小林よしひさと、「パント!のお姉さん」を7年間務めた上原りさ。3月に番組を卒業した2人がこれまでを振り返り、子育てに奮闘する親たちへエールを送った。 (原田晋也)

 お兄さんの周りを子どもたちが取り囲み、一緒に体操をするシーンは誰もが一度は見たことがあるはずだ。収録は毎回、違う子どもたちをスタジオに集めて行う。常に新しい状況でなんとか約1時間以内に撮り終える日々を小林は「奇跡に近い毎日。やりがいしかなかった」と振り返る。上原は「子どもとのうまい接し方をよく聞かれるが、収録でお母さんたちから子どもとの接し方を学んだ」と話す。

◆小林よしひさ 歴代最長14年

 意外にも、2人とも「お兄さん」「お姉さん」になろうと思ってなったわけではなかったという。小林はもともと公務員志望。佐藤弘道ら複数の「体操のお兄さん」を輩出した日体大体操部に入り「可能性はゼロではないかな」とは思っていたが、体操のお兄さんのオーディションに応募した部の後輩たちを引率する「ついで」という感覚で受けて、見事合格した。

◆上原りさ 7年間務めた

 上原は、タカラジェンヌを目指して宝塚音楽学校を2度受験したほどの宝塚ファン。洗足学園音楽大でミュージカルを学んでいたが、2年の時に「社会勉強のつもりで」受けたオーディションに受かった。

 2人は今後も子どもに関わる仕事は続けていくという。小林は体操や教育を核に活動を広げていく予定。ミュージカル女優を目指す上原は、子どもにミュージカルの楽しさを知ってもらう活動を考えている。

 子どもが見入る「おかあさんといっしょ」は、親が1人で家事や育児を担う「ワンオペ育児」の家庭にとって、その隙に家事をしたり子どもの生活のリズムをつくったりと何かと頼れる番組になっている。卒業を発表した小林にも「私はワンオペなので助かりました」というメッセージが多く届いたという。

 上原は「楽しかったとか手助けになったとか言ってくださることが本当にありがたい」。小林も「貢献できたことはうれしい。ここから新しい方法で、そういった方たちに手助けできるようにするので、お互いに頑張っていきましょう」と笑顔を見せた。

 卒業する2人の軌跡をまとめたDVD「NHK『おかあさんといっしょ』ブンバ・ボーン!パント!スペシャル〜あそびとうたがいっぱい〜」が、6月19日に発売される。「歌のお兄さん」と「歌のお姉さん」を交えた思い出トークなど特典映像もある。

       ◇

子育てサイト「東京すくすく」で、小林よしひささんと上原りささんのロングインタビューを掲載しました。

「ブンバ・ボーン!」を踊る小林よしひさ(中)と上原りさ(左から2人目)ら

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