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【放送芸能】

おもちゃたち 再び冒険の旅へ 映画「トイ・ストーリー4」あす公開

「トイ・ストーリー4」から (c)2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

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 おもちゃの視点で持ち主との絆を描くディズニー/ピクサーによる長編フルCGアニメーション映画シリーズの新作「トイ・ストーリー4」(ジョシュ・クーリー監督)が12日、公開される。成長した子どもとの別れを描き、高く評価された前作から9年。今作も深いメッセージが込められている。 (竹島勇)

 シリーズ第一作(米公開一九九五年、日本は九六年)から製作するピクサーは「ストーリー イズ キング」を掲げている。持ち主の子どもを大切にするカウボーイ人形ウッディをリーダー格に、親友の宇宙飛行士人形バズら、個性的なおもちゃのキャラクターが活躍する。

マーク・ニールセンプロデューサー

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 マーク・ニールセンプロデューサーは「前作(二〇一〇年)の製作中に、本作のアイデアは生まれていた」と明かす。前作は、成長しておもちゃを必要としなくなった持ち主アンディと、ウッディの別れを描いた。アカデミー賞長編アニメーション賞などを受賞し、日本でも興行収入百億円超の大ヒットとなった。

 「これで終わりだ」と感じた人も多かったが、ニールセンプロデューサーによると、シリーズ全作の脚本と本作の製作総指揮も務めるアンドリュー・スタントンは新展開の着想を得ていたという。「新たな持ち主の少女ボニーのお気に入りではなくなったウッディが、羊飼い人形ボー・ピープに運命的に再会する筋書きを思いついていたんだ」。それでも前作で「最高の結末」を描いたため、今回の脚本が完成するまで五年かかったと話す。

新キャラクターの「フォーキー」

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 新キャラクターはボニーが先割れスプーンを材料に、手作りした人形フォーキー。フォーキーはボニーのお気に入りなのに、自分を「ごみ」だと思い込み逃げ出す。ボニーのもとへ連れ戻そうとウッディらが旅に出てボー・ピープとの再会場面も作ることができた。

 映画作りにはピクサーから約二百五十人が参加。第一段階で「ストーリー アンド アート」と呼ぶ脚本作りと、キャラクターや作品のイメージを絵にしていく過程を大切にしている。「脚本」と表記されるのはスタントンら二人だけだが、ストーリーやせりふを担当するライターチーム六人と、ストーリーボード(絵コンテ)の担当チーム八人で手掛けた。

 「二時間ほどの話し合いの中で魅力的なフォーキーのキャラクターができ、物語ががぜん面白くなった」とニールセンプロデューサー。「トイ・ストーリー」が始まって四半世紀。「ピクサーの長編製作はこのシリーズが原点だ。子どもの時に楽しんだクリエーターが今働いている。本作はウッディ最後の物語でもあり、私たちにとって特別な作品です」と力を込めた。

     ◇

 日本語吹き替え版では主人公ウッディの声を俳優の唐沢寿明が演じている。

 

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