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【放送芸能】

<笑う神 拾う神>Gパンパンダ 頭脳派 芸の偏差値は?

公認会計士で事務所も持つ星野光樹(左)と、飛び抜けて高知能指数の人だけが入れる会のメンバー一平という頭脳派漫才コンビ

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 若い力の躍動が期待される二〇二〇年のオリンピックイヤー。お笑い界も去年、EXIT、宮下草薙、四千頭身など、第七世代と呼ばれる芸人が次々と台頭する中、今年、一発目に紹介するのが、早稲田大学出身の高学歴コンビ。計算されたネタと役柄によってはボケとツッコミが変わるなど、笑いのバリエーションも豊富な次世代芸人だ。

 ネタ作り担当は、二十歳の時に超難関の公認会計士の試験に合格した星野光樹(こうき)。無趣味で、笑い以外は食べることにすら興味がない男。両親から芸人の道は大反対された。「父が厳しく、手に職をつけたら考えてもいいと言われ、公認会計士の資格をとった」(星野)

 一方、子どものように無邪気な天才肌の一平。高知能指数(IQ)集団JAPAN MENSAの会員でもある。「相方がすげぇ資格をとって、俺もなんか!って試験を受けたら合格しちゃった(笑)」(一平)。しかし、論理的思考の相方は異議を唱える。

 「昔から無邪気さがウリだったのに、MENSAの会員になったことで、素直にはしゃいでいても周囲から計算では?と疑いの目が入るのが心配です」(星野)。「おまえは公認会計士キャラ持ってるじゃん! 悔しかったんだよ!」(一平)。「キャラじゃない。俺は仕方なくだから」(星野)。論理的思考と天才肌のやりとりは、異次元のモノを見ているようで、たまらなく面白い。

 ちなみに、世の中は受験シーズン。試験で緊張しないコツは? 「最悪なコンディションでも実力を発揮できるよう練習する。例えば、わざとうるさい場所や徹夜明けで過去問を解き、間違えた問題から今の自分の苦手をあぶりだす。そこだけ効率よく勉強すれば、本番で慌てない」(星野)。私が子どものころ、「勉強せんと、よしもとに入れるで!」なんて母親に怒られたモノだが、時代は確実に変わった。 (今村クニト=放送作家)

 

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