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【放送芸能】

1月連ドラ・イチオシ紹介

 民放各局の1月期連続ドラマが出そろいました。立春を過ぎたとはいえ、まだまだ寒さが募ります。そんな冷気をはね返す熱い物語は? 20代から50代、ドラマ好きの本紙記者男女計6人が、イチオシ作品を紹介します。 (酒井健、原田晋也、竹島勇、伊藤彩、長壁綾子、飯盛結衣)

◆恋はつづくよどこまでも(TBS系) 上白石はハマリ役

 少女漫画が原作の恋愛ドラマ。第二話で患者の死が描かれたが、医療現場の緊迫感とは基本的に無縁のお気軽さが魅力。ヒロインのドジな看護師、七瀬を演じる上白石萌音(もね)はハマリ役。

 七瀬が憧れる天才医師の浬(かいり)(佐藤健)は言動が乱暴で“ドS”との触れ込みだが、それほどだろうか。容姿は違えど「辞めろ」「向いてない」程度のせりふは、昭和のオジサン上司は普通に口にしていた気がする。

 少女漫画ファンは意外と古典的な男性像を求めるのだろうか。七瀬の看護師としての成長と、浬との恋の行方に注目したい。 (酒)

◆アリバイ崩し承ります(テレ朝系) 楽しい展開を期待

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 大山誠一郎の人気ミステリー小説が原作とあって、設定が面白い。時計店を切り盛りする若い女主人・時乃(浜辺美波)が、ある田舎の県警捜査1課に左遷された刑事・察時(さじ)(安田顕)の頼みを受け、毎回難事件のアリバイを崩す。

 時計のプロだけに、時間のトリックを解くのはお手のもの。コメディータッチで、愛らしい時乃の謎解きや、プライドばかり高い察時とのやりとりは、土曜夜に楽しむのにちょうどいい。今後は「なるほど」と胸がすくようなアリバイ崩しと、楽しい展開を期待したい。 (竹)

◆テセウスの船(TBS系) 犯人は?盛り上がる

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 平成元年に起きた凶悪事件。犯人とされた男性の息子田村心(しん)は、母と姉、兄と暗い人生を送っていた。支えてくれる妻・由紀の訴えにより、心は事件と向き合う決意をし、事件現場の村を訪れる。すると突然、自分が生まれる直前にタイムスリップ。そこには事件前の温かな家族の姿があった…。

 原作漫画が面白く、ゴールデン帯初主演の竹内涼真を、鈴木亮平や榮倉奈々といった俳優陣が脇を固める。原作とは異なる真犯人ということで、ツイッター上での犯人考察も盛り上がり、原作ファンも今後の展開を楽しめる。 (長)

◆絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜(フジ系) 強引?謎解き痛快

 人気刑事ドラマシリーズの四作目。ビッグデータから予測された犯罪を未然に防ぐ「未然犯罪捜査班(ミハン)」の活躍を描く。

 警察ものだが盗撮、盗聴、ハッキングなどあらゆる手法を駆使して強引に捜査が進む。ほとんど神の視点で、怒濤(どとう)の勢いで事件の謎が解かれていく流れは痛快。シリーズものだが、一話完結としても楽しめる。

 妻子を殺された過去を持つ捜査班のリーダー井沢範人(のりと)を演じる沢村一樹の狂気をはらんだ演技や、本田翼、横山裕、水野美紀ら共演陣の派手なアクションにも目を引かれる。 (原)

◆知らなくていいコト(日テレ系) ミステリー要素も

 週刊誌の敏腕記者ケイトに扮(ふん)する吉高由里子は透明感がありつつ、がむしゃらにスクープを追う姿を好演。「わたし、定時で帰ります。」に続くお仕事系ヒューマンドラマで、働くアラサーに刺さる一作だ。

 陰ながらケイトを支える元カレのカメラマン由一郎(柄本佑(えもとたすく))との切ない恋模様からも目が離せない。SNSでの有名人の炎上や、イマドキの婚活事情などを取り上げた一話完結の物語に、「ケイトの父親が殺人犯かも」というミステリー要素が並行して進む。どんなどんでん返しが待っているのか。 (飯)

◆病院の治しかた〜ドクター有原の挑戦〜(テレ東) 舞台裏が興味深い

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 小泉孝太郎演じる医師の有原修平が赤字病院の再建に尽力する物語。実話を基にした作品。修平は患者のため、病院をつぶさないことを第一義に、コスト削減などの改革を断行。銀行や医薬品業者らとの関係など、病院の舞台裏が描かれていて興味深い。

 自分の年のせいか、現状に慣れきって既得権にしがみ付く人々の心情にもちょっぴり心を寄せてしまうが、それでも未来を見て突き進む修平を応援したくなる。共に奮闘する事務長役の高嶋政伸も、久しぶりの「いい人」キャラで好演。 (伊)

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