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【放送芸能】

芸能活動20周年 元宝塚トップスター・凰稀かなめ 女優になり5年 映画初主演

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 元宝塚歌劇団宙(そら)組トップスター凰稀(おうき)かなめ(37)が今年、芸能活動20周年を迎えた。華のある容姿、演技力、歌唱力などで舞台に立ってきたが、節目を迎えて「挑戦できるものに一つ一つ挑んでいきたい」と意欲を見せる。 (山岸利行)

 2000年春、宝塚歌劇団入団。新人公演、バウホール公演で主演を果たすなど順調に経験を重ね、12年、宙組トップスターとなり、15年に退団した。「宝塚の顔」であるトップスターとしてのプレッシャーや責任感は想像に難くないが、「退団した時どっと疲れが出て、熱が出ました」と明かす。

 退団後は女優として活動しているが、「男性と共演する時、どう寄り添っていいか分からず困りました。ハイヒールを履くと(身長が)180センチくらいになるんですよ」と笑う。15年在籍した宝塚には「私生活から男の所作まで、学んだことがすごく大きく、私を成長させてくれた場所」と感謝する。舞台、コンサート、テレビドラマなどで活躍してきたが、映画にも興味を持っていたという。

 念願がかない、「青の生徒会 参る! season1 花咲く男子たちのかげに」(進藤丈広監督、27日公開)で映画初主演を果たした。謎の教師役で、さまざまな問題を抱える高校に、自身演じる主人公の向井青が、多様な才能を持った生徒たちとともに転校し、問題を解決していくというストーリー。

 ミステリアスな生物教師役は実際の自身の姿と懸け離れすぎていて、「どうしようか」と迷ったというが、台本を読むうち「アニメみたいで面白い」と思うようになった。

 昨年夏、栃木県の使われなくなった高校の校舎で1週間合宿して撮影。「空調が効いていない現場で、蒸し風呂状態でした」と振り返る。「舞台は(幕が開くと)360度、どこからでも見られている状況ですが、カメラだと何度も撮影を止めたり、どこから撮られているのか分からなかったり」と勝手の違いを実感。「映像は、撮影の瞬間にその感情に持っていく瞬発力が、舞台は例えば2時間半(という上演時間)の持続力が、それぞれ必要」と話す。

 順調な撮影だったが、「1カ所だけ監督ともめました」と明かす。複雑な過去を持つ主人公に「ここで泣いてほしい」という監督だったが、「泣く場面ではない」との考えをぶつけ、自身の意見が通った。

 「(退団後)女性として5年。映像の仕事も含め、まだまだ勉強しなければなりません。いただいた仕事をしっかりやっていきたい」 

「青の生徒会参る!」の一場面(c)J−ROCK

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 ※公演やイベントなどは、新型コロナウイルスの感染防止のため中止や変更の可能性があります。

 

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