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【伝統芸能】

吉田兄弟 来月、20周年アルバム 「邦楽界押し上げたい」

 吉田兄弟は十一月にデビュー二十周年を迎え、来年一月八日に記念アルバム「THE YOSHIDA BROTHERS」(二枚組み)を出す。二人は「今までで一番、自然体で臨めた」とレコーディングの手応えを語り、「日本全体、邦楽界全体を押し上げる存在になりたい」と今後の目標を掲げる。

 二〇一四年以来約五年ぶりとなる新アルバムは、交響楽団など他ジャンルとの競演やCM曲などで構成。「和」を打ち出した来年夏公開予定のアニメ「ジビエート」のオープニング曲などの新曲も収録している。

 次々とオリジナル曲を発表してきた兄弟だが、デビュー当時は「ちゃんとしたオリジナル曲を作曲することは、あまり三味線業界に浸透していなかった」と兄の良一郎。民謡や古典曲が中心だった三味線奏者にオリジナル重視の流れをつくった。

 国内外の公演やタイアップ曲制作などの経験を積む中で、二人の音楽の個性が磨かれた。アルバムの収録曲について、二人は「三味線を持った時に湧き上がってくる感覚を大事に、それぞれ自然体で臨むことができた」と振り返る。

 七月には東京五輪の一年前セレモニーに出演した。「五輪を機に、海外からの日本への注目度が増している」と弟の健一。「大事なのは五輪の先。日本の強いコンテンツとのコラボも進め『和』の魅力を発信していきたい」と良一郎。そのために「先端を行き続け、すそ野を広げる」。それが吉田兄弟の役割だと自任している。 (酒井健)

 

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