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世界遺産 国立西洋美術館開館60周年記念 ル・コルビュジエ 絵画から建築へ−ピュリスムの時代

<稀代のコピーライター ル・コルビュジエの名言> (1)装飾は死んだ。そして建築の精神が定着する

装飾を排した「エスプリ・ヌーヴォー館」1925年の国際装飾博覧会(パリ)にて Musee des Arts Decoratifs, Paris (C)MAD,Paris

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 今年開館60周年を迎える国立西洋美術館を設計した建築家ル・コルビュジエ(1887〜1965)。今日の私たちをとりまく住まいや建物に大きな影響を与えた巨匠は、その哲学を時に詩的な、時に衝撃的な言葉で表現した、優れたコピーライターでもありました。ル・コルビュジエの残した名言を5回にわたり紹介します。

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 ル・コルビュジエが友人と一九二〇年に創刊した総合芸術誌『エスプリ・ヌーヴォー』は、フランス語で「新しい精神」を意味します。ル・コルビュジエはこの誌上で、古いデザインや過剰な装飾を否定し、「新しい精神がある。それは建設の精神であり、明朗な理念に導かれた総合の精神である」と宣言します。

 二五年にパリで開かれた国際装飾博覧会では、キラキラした装飾を前面に押し出した展示が並ぶ中、装飾を排した「エスプリ・ヌーヴォー館」を建て、旧来の価値観に挑戦状をたたきつけました。

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 「ル・コルビュジエ 絵画から建築へ−ピュリスムの時代」展(東京新聞など主催)は2月19日から国立西洋美術館で開催。前売券販売中。詳しくはハローダイヤル=03(5777)8600=もしくは公式HPへ。

 

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