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モネ それからの100年

<出展作家の視点>(3)「holography」 異なる時間軸 色彩の変化

写真

 本作品は、岐阜県関市にある貯水池、通称「モネの池」をモチーフにした。撮影時期が異なる三つの映像を、「加法混色」(赤・緑・青を組み合わせて色を表現する方法)の原理を用いて合成しており、おのおの時間軸が異なる映像の光の変化によって、色彩などの変化がおきる。

 この作品を思いついたのは、インターネット上で本ロケ地を検索したときに、たくさんアップされている「モネの池」の写真を見たときだった。モネの睡蓮の連作のように、同じような構図で撮られた写真群。それらを重ねることによって、抽象的なイメージが見えてくるのではないかと思い、実験的に合成してみた。そのときに「これを映像でやったらどうなるだろうか」と思ったのが制作のきっかけである。 (水野勝規=映像作家)

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 「モネ それからの100年」展(東京新聞など主催)は9月24日まで、横浜美術館(横浜市西区みなとみらい)で開催中。8月16日を除く木曜休館。観覧料など問い合わせはハローダイヤル=電03(5777)8600=へ。

 

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