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モネ それからの100年

<杉全美帆子と相棒記者出田のおとなのための美探訪>横浜美術館 目に涼やか モネの世界

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 うだるような暑さが続き、無駄に外など出たくない、とお思いの方も多いかと存じます。

 が、あえてここで攻めの涼み方をご提案! 冷え冷えの美術館で、目と心に涼を取るのはいかがでしょう。

 ご紹介しますのは、横浜美術館。こちらは、横浜という新しい文化の玄関口だった土地柄を大切に「新しいこと」を意識する活動を行ってきました。開港以降の近現代を中心とする作品の収集、また三年に一度行われる現代アートの祭典トリエンナーレなどです。

 また企画展も活発で、現在開催中の「モネ それからの100年」展も、従来のモネ展とは違う、とても意欲的な展示となっています。

 この展覧会のおかげでついにわたくし、「モネは現代アートに多大な影響を与えた」ということを実感することができました!

 正直言いますと、いまいちわかってなかったのです。しかし、今回モネの絵と、そこから新たな着想を得た現代の作家たちの作品の関係性が、とてもわかりやすかったため「おー! なるほど、そこを拡大解釈するとこうなったわけね」など、ひざを打ちながら鑑賞すること度々。

 またコレクション展もモネに合わせた展示となっており、モネの生きた時代の横浜がどうだったかわかるような構成に思わず引きつけられました。

 モネの絵はみずみずしく、また感化された作家たちの作品もまた爽やかぞろい。鑑賞後は、心が涼しくなっていること請け合いです。

◆利用案内

 東急東横線直通みなとみらい線「みなとみらい駅」から徒歩3分。JR・横浜市営地下鉄「桜木町駅」から動く歩道を利用して徒歩10分。午前10時〜午後6時(8月17、24、31日、9月14、15、21、22日は午後8時半まで)。毎週木曜休館(8月16日は開館)。「モネ それからの100年」展は9月24日まで。入場料は一般1600円、高校・大学生1200円、中学生600円。コレクション展のみだと一般500円、高校・大学生300円、中学生100円。小学生以下はいずれも無料。

◆美術館周辺レストラン ミニ情報

 ランチは、学芸員さんおすすめのイタリアン「ペッシェドーロ」に行ってきました。美術館の目の前にあるクイーンズスクエア横浜の中にあるので、アクセスも最高です。

 

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