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【全日本大会】

[総合]頂点へあと2つ 関東3チームが4強入り

 神宮球場など都内4会場で3回戦と準々決勝の計12試合を行い、大会4強が決まった。

 豊上ジュニアーズ(千葉)は3回戦で過去最多6度優勝の長曽根ストロングス(大阪)、準々決勝では一昨年優勝の東16丁目フリッパーズ(北海道南)と、優勝候補を立て続けに破った。不動パイレーツ(東京第1)は東京代表として初の準決勝進出。一昨年3位の茎崎ファイターズ(茨城)も勝ち、関東3チームと前年王者の多賀少年野球クラブ(滋賀)で優勝を争うこととなった。

 22日には神宮球場で準決勝2試合が行われる。

◆茨城・茎崎 チーム一丸!4度目準決勝へ

準決勝進出を決め、笑顔を見せる茎崎ファイターズの選手たち

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 茎崎ファイターズは、3回戦と準々決勝を連勝し、大会4強入りを決めた。

 新南笠イーグルス(滋賀)との3回戦は、初回に2点を先取すると、粘る新南笠の猛追をしのぎ6−4で逃げ切り勝ち。木田ネイビーブルーズ(福井)との準々決勝は、3回に高島大悟主将の2点適時打、橋本結人選手の適時二塁打など打者一巡の攻撃で4点を奪い主導権を握ると、1点差に詰め寄られた5回には打者10人で7点を奪い、試合を決定づけた。

準々決勝の3回裏、先制のホームに滑り込む茎崎ファイターズの田中選手(右)

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 ことしから導入の「投手一日70球ルール」は、予選では適用を見送った県も多く、茨城も未採用。それでも、全国大会での導入が決まった年明けから、茎崎は「全国で勝つためには必要」(吉田祐司監督)と「一人70球」を自らに課して戦ってきた。この日のダブルヘッダーをも想定してのチームづくりは、地元大会での苦戦を強いることとなったが、厳しい戦いを勝ち抜き、「精神的に鍛えられました」(同)と、大会ではひとまわり成長した姿を見せている。

 第28回、31回、37回大会に続く、4度目の準決勝進出。先輩たちの成績を超える決勝進出、そして頂点を目指す。高島大悟主将は「明日もチーム全員の気持ちをひとつに戦います」と気合を入れた。

◆千葉・豊上 前田選手が投打でヒーロー

勝利を喜ぶ豊上ナイン

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 豊上ジュニアーズの勢いが止まらない。名門・長曽根ストロングス、一昨年覇者の東16丁目フリッパーズを撃破して堂々のベスト4進出だ。

 準々決勝のフリッパーズ戦では初回に1点を先行されたが、慌てることはなかった。4回に同点に追い付き、なおも2死満塁でベンチが動く。代打の前田敬悟選手が中前に勝ち越し2点打。この日、午前に行われた長曽根戦では先発して、7回途中2失点の快投。投打のヒーローの前田選手だが、実はチーム一の空気を読まない男だという。

準々決勝4回、勝ち越し2点打を放った代打・前田選手

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 「うちで一番、野球を理解していない男。指示と違うことをするんです。待てと言えば打つし、フライを打つなと言えば、フライを打つ。代打起用は迷いましたが、ひらめきです。よく打ってくれました」とニンマリの高野範哉監督。普段は怒られ役の前田選手は「打席の後ろに立って、低く構えて、センターに打ち返せと、監督の指示通りにできました。打つ自信はありました!」としてやったりの表情だ。

 3年前の初出場時は、同じ3回戦で長曽根に0−2と完封負け。そのまま、長曽根は勝ち進み優勝した。「楽しければ良いと思ってたけど、長曽根さんに負けて考えが変わりました。あの試合があって今がある。せっかく、この2チーム(長曽根とフリッパーズ)に勝ったんだから、なんとかあと2つ勝ちたい」と高野監督。狙うは日本一しかない。

◆東京1・不動 池田選手の好投キラリ!!

準々決勝で相手打線を1点に抑える好投が光った不動パイレーツの先発・池田投手

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 東京第1代表の不動パイレーツは3回戦で東川大雪野球少年団(北海道)の追い上げを振り切った。弘前ビクトリーベースボールクラブ(青森)との準々決勝では、先発・池田稜投手が緩急とコーナーを投げ分ける巧みな投球で、体格の大きな選手がそろう相手打線を1点に抑え快勝した。

 1点を追う3回2死一、三塁。二盗の間に三走・吉岡獅音選手がホームを突き同点に。4回の無死二塁の場面では、中沢隆将選手のレフト線への二塁打で勝ち越し、小原颯斗選手の2ゴロの間に三塁走者が生還し1点を追加し、弘前を突き放した。

 序盤、固さの見られたナインの様子に関口勝久監督は「相手は体の大きな選手が多いが、同じ小学生だ。チャンスが来たら一気に行くぞ」と鼓舞。「最初は相手の体格差にびびったが監督の言葉で自分たちの力を信じ、ミートを心掛けたのが勝利につながった」と阿部光芯主将。池田投手は「捕手の阿部君のリードを信じて投げた。コントロールに気を付けた」と笑顔で話した。

◆神奈川・三田 胸張れる16強!!

 三田フレンズ(神奈川)は、木田ネイビーブルーズ(福井)に敗れ、ベスト16で終えた。

 1回裏に先制されたが、3回表に1死満塁から柳谷龍希選手の二塁打などで3人が生還し、一挙3点を挙げ逆転。5回に失策や死球、四球が重なって大量得点され、逆転された。最終7回も出塁して粘ったが、得点できなかった。

 志村克己監督は「5回裏のミスが残念」と話したが、初出場で6年生が5人と少ない中で「3回戦まで来た」と満足げ。落合奏翔主将は「エラーが失点につながり、自分たちの力を出せなかったのが悔しいが、最後まであきらめなかった。来年、借りを返して」と後輩につないだ。

 ▽3回戦

 ○…神宮球場…○

北名古屋ドリームス(愛知)

0000000|0

000010x|1

東16丁目フリッパーズ(北海道南)

(北)平田庸之助、池田堂来−鈴木悠人

(東)吉村斗、半田悠−中田壮謙

長曽根ストロングス(大阪)

0000002|2

201100x|4

豊上ジュニアーズ(千葉)

(長)阿南翔英、奥本兼史−岡田岳瑛

(豊)前田敬悟、田中空良−森岡大和

 ○…小野路球場…○

多賀少年野球クラブ(前年優勝・滋賀)

2023152|15

0100201|4

白鳥本町少年野球クラブ(香川)

(多)甲斐和哉、藤濱優楽−坊野幸樹

(白)高原碧人、岸野乃樹、丸與昊大、笠井陽斗−丸與、岡田康孝、丸與

猪名川ヤンキース(兵庫)

1310307|15

0000010|1

服織野球スポーツ少年団(静岡)

(猪)長瀬大来、田中祐伍−福元聖矢、長瀬

(服)宮腰龍太郎、高久翔太、藤浪ムサシ−佐々木慎之助、宮腰

本塁打 長瀬(猪)

 ○…府中市民球場…○

東川大雪野球少年団(北海道北)

0000013|4

031010x|5

不動パイレーツ(東京1)

(東)大岩侑真、藤原隆世−山本竜聖

(不)吉岡獅音、金子瑛介−阿部光芯

弘前ビクトリーベースボールクラブ(青森)

0010110|3

1001000|2

岡山庭瀬シャークス(岡山)

(弘)乕谷朔ノ助、森山陽翔−原田琉生

(岡)難波光輝、佐々岡優翔−見村昊成

本塁打 豊川淳弥(弘)

 ○…立川公園野球場…○

三田フレンズ(神奈川)

0030000|3

100060x|7

木田ネイビーブルーズ(福井)

(三)志村隼、尾形瑠唯−飛川洸征

(木)松田倖希、清水詩太−堀脩哉

茎崎ファイターズ(茨城)

2003010|6

2002000|4

新南笠イーグルス(滋賀)

(茎)田中昇之介、岡野碧斗−中村悠希

(新)杉藤立基、大久保航汰−桂健留

 ▽準々決勝

 ○…神宮球場…○

東16丁目フリッパーズ(北海道南)

1000010|2

000300x|3

豊上ジュニアーズ(千葉)

(東)中田壮謙、種田奨大−半田悠、中田壮謙

(豊)金子昂永、酒井一玖−森岡大和

 ○…小野路球場…○

多賀少年野球クラブ(前年優勝・滋賀)

4200001|7

1000000|1

猪名川ヤンキース(兵庫)

(多)辻琉沙、高田庵冬−坊野幸樹

(猪)三宅千裕、北郷大地−福元聖矢

 ○…府中市民球場…○

不動パイレーツ(東京1)

0012200|5

0100000|1

弘前ビクトリーベースボールクラブ(青森)

(不)池田稜、黒澤立幹−阿部光芯

(弘)齋藤壮雄、原田琉生−原田琉、豊川淳弥

 ○…立川公園野球場…○

木田ネイビーブルーズ(福井)

0000301|4

004071x|12

茎崎ファイターズ(茨城)

(木)中島稜太、小野真輝、堀脩哉、桶谷功−堀脩、中島

(茎)櫻井創太、高島大悟−中村悠希

(東京中日スポーツ)

 

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