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【全日本大会】

[滋賀]快挙!多賀少年クラブが連覇 茎崎ファイターズ下す

胴上げされる辻監督とともに優勝を喜ぶ多賀少年野球クラブの選手たち=いずれも東京・神宮球場で

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 高円宮賜杯第三十九回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント(全日本軟式野球連盟、東京新聞など主催)は二十四日、東京・神宮球場で決勝が行われ、前年優勝の多賀少年野球クラブ(多賀町)が茎崎ファイターズ(茨城県つくば市)を3−1で下して連覇を果たし、二度目の賜杯を手にした。 (竹下陽二)

スタンドから多賀少年野球クラブに声援を送る人たち

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 最終七回裏2死満塁の大ピンチ。茎崎の打席は一発のある中村悠希選手(六年)。マウンドの藤内翼選手(同)は「負けるなら、全力を出し切って負けよう」と決意した。開き直った一投で左飛に打ち取り、試合終了。ハラハラドキドキの幕切れも、終わってみれば、多賀の強さが際立った。

 大技も小技もできる、ソツのない多賀野球。1点を先行された直後の四回。先頭の辻琉沙(りゅうさ)主将が左前打で出塁。1死二、三塁で藤内選手の遊ゴロの間に同点。さらに、敵失で勝ち越した。六回にも辻主将が左前打で出塁し、1死三塁の好機を作る。ここで、ヒットエンドランのサイン。坊野幸樹選手(同)は高めのボールをうまく転がし、三走辻主将が3点目のホームを踏んだ。

2回裏を無失点で終え、笑顔でベンチへ戻る多賀少年野球クラブの辻主将

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 2安打2得点の辻主将は「とにかく四球でもなんでもいいから、塁に出ようと思ってました」と笑顔。主将で一番打者でエース。この日は先発して5回1失点の好投を見せた。

 前年度優勝チーム枠で予選なしでのぶっつけ本番出場。辻正人監督は「子供たちの潜在能力はありました。ただ、それを本番で発揮できるか。不安がありましたが、100%発揮してくれました」と柔和な笑み。

優勝を果たし、喜ぶ多賀少年野球クラブの選手たち

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 優勝した昨年のチームよりも練習時間を減らす取り組みをし、「土曜は半日にして、親子練習のためにグラウンドを開放したりした。勝つために子供らしい時間を犠牲にしなくていい。そういうメッセージも、全国に伝えられれば」とも話した。来年は前人未到の三連覇成るか。いやが応でも注目される。

◆OBの楽天、則本選手「後輩の偉業は誇り」

<多賀少年野球クラブのOBで、プロ野球・楽天イーグルスの則本昂大選手の話> 多賀少年野球クラブの皆さん、優勝おめでとうございます。僕は優勝できなかったので、それを2年連続でするなんて、とんでもないことをしてくれたなと思います。後輩たちの偉業は誇りに思いますし、僕の力になります。僕も負けないよう、「すごい先輩」と思ってもらえるピッチングを、後輩たちに見せていきたいですね。

 ▽決勝

多賀少年野球クラブ

0002010|3

0010000|1

茎崎ファイターズ(茨城)

(多)辻、藤内−坊野

(茎)桜井、岡野碧−中村

▽二塁打 桜井(茎)

(中日新聞)

 

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