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【東京都少年新人(中学)軟式野球大会】

駿台、2年ぶりV 最強ライバル撃破

2年ぶり3回目の優勝を果たした駿台学園中と、準優勝の上一色中の選手ら(鈴木秀樹撮影)

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 令和元年度第19回東京都少年新人(中学)軟式野球大会コントリビュート・トーナメント(都軟式野球連盟主催、東京中日スポーツ・東京新聞など後援)は6日、葛飾区の奥戸総合スポーツセンター野球場(奥戸野球場)で決勝などが行われ、駿台学園中(中体連・北)が上一色中(同・江戸川)を破り2年ぶりの頂点に立ち、文科大臣杯全日本春季大会(来年3月・静岡)に東京第1代表として挑む。関東・北信越大会(11月・栃木)への出場を懸けた3位同士の代表決定戦では、グランフレールA(大田)がサンジュニア(台東)を退け代表権を獲得した。 (都丸満、鈴木秀樹)

 駿台学園中が、最強のライバル・上一色中を破り、2年ぶりの頂点に立った。

 準決勝までの全4試合で57得点の駿台と、同36得点の上一色。今チームは夏以降に対戦した時も「打ち合いだった」と西村晴樹監督。だが、決勝では、1点を取り合う投手戦となった。

“緊急登板”し、好投した駿台学園中の2番手・林主将(いずれも都丸満撮影)

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 1回表、先頭打者内野安打と四死球で、いきなり1死満塁のピンチを背負い、早々に2番手・林謙吾主将がマウンドに上がった。「打者一巡で継投継投の予定だったが」と指揮官。その構想が初回に崩れた。だが、右腕が後続を打ち取り、2回以降も出塁を許したものの、二塁を踏ませず6回2死まで好投を続けた。

 駿台も1回裏に得点機はあったが、上一色の先発・青野流果を打ち崩す事ができなかった。均衡を破ったのは4回、5番・永田一心の右翼越え打に続き、高橋珂偉が左中間を破る適時打。相手右腕の唯一とも言える失投を捕らえ、貴重な先制点を奪った。

 最後は、6回途中から継投した木津寿哉が3者凡退に打ち取り、全国春季大会への東京第1代表の座を獲得した。

4回裏1死二塁、左中間に先制打を放つ高橋

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 今年は、3年生チームが中体連夏季大会を初戦で敗退し、7月下旬には新チームにスイッチ。「その分、例年より練習量が多かった」と西村監督。林主将も「(練習は)つらかったけど乗り越えて、全国に向けて頑張ろうという気持ちでやっていた」と振り返る。

 全国春季大会出場は3回目。6、9回大会はともに2回戦で敗退しベスト16で終えている駿台。西村監督は「3回目になるので、春とはいえ、そろそろ優勝したいですね」と話し、林主将は「まずは中体連の秋季大会があるので、しっかりやって優勝してから」と語った。

◆上一色 来春へ大きな準優勝

上一色中の先発・青野。好投したものの1点に泣いた

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 紙一重の攻防だった。

 初回、先頭の大森准弥主将が鋭い当たりで三塁線を抜くと、四死球で1死満塁まで好機を広げた上一色中だったが、ここでマウンドに上がった駿台学園中の右腕・林主将を攻めあぐね、内野ゴロ本塁補殺と中飛でゼロ。結果的には、これが唯一の得点機となった。

 互いに手の内を知る、全国クラスのライバル同士。最速130キロに迫る直球をほとんど繰り出すことなく、キレの良い変化球をひたすらコーナーに投げ分けた駿台・林と、6回途中から登板の左腕・木津に対し、上一色打線は凡打を重ね、以降は木藤雅斗の5回内野安打と渡辺眞翔の6回左前打の計3安打。2回以降は二塁を踏むことができなかった。

 一方の上一色先発右腕・青野も変化球主体の丁寧な投球。西尾弘幸監督も「相手もストレートは確実に打ってきますからね」と、同じく破壊力抜群の駿台打線を相手に、打たせて取ることを選んだが、こちらは数少ない失投をうまく捉えられ、二塁打2本による1点でゲームを落とす結果となった。

 「少しのスキ、ひとつのミスが負けにつながる」と敗戦を振り返った指揮官は、「それでも、準決勝まではうちらしい戦いができていた」とも。

 悔しいが、収穫もあった敗戦。来春へとつながる、大きな経験となったはずだ。

◆グランフレール 3年ぶり上部大会

3位同士の代表決定戦を制して、全国春季大会でベスト8に入って以来、3年ぶりに上部大会への出場を決めたグランフレールA

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 代表決定戦では、両チーム得点が無いまま迎えた6回表、先頭の栗山健太の三塁打に続き、国府田悠真の適時打でグランフレールが先制。森本陽哉の二塁打でも2点を加え、5回までピンチを切り抜けてきた先発・戸谷仁を援護。終盤2イニングは三者凡退に打ち取り完封し、3年前の全国春季大会出場以来の上部大会出場を決めた。

代表決定戦に敗れたものの、前チームに続き3位入賞を果たしたサンジュニアの選手ら

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 ▽決勝

上一色中

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駿台学園中

(上)青野流果−渡辺眞翔

(駿)永田一心、林謙吾、木津寿哉−林、永田

 ▽代表決定戦

グランフレールA

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サンジュニア

(グ)戸谷仁−泉田篤志

(サ)佐々木覇、金川竜弓−本多超

(東京中日スポーツ)

 

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