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【鉄学しましょ】

現美にうっとり50分 村井美樹さん

写真

 娘が5カ月になり、初めての子連れ鉄道旅に出かけました。乗ったのは「現美新幹線」。上越新幹線の新潟−越後湯沢間を土日祝日に運行しています。現代アートの作品で埋め尽くされた車両はまさに「走る美術館」。アート好きな私にとって、前から乗ってみたかった憧れの新幹線です。

 外観は写真家の蜷川実花さんのデザイン。濃紺の車体を長岡の大輪の花火が華やかに彩り、そのスタイリッシュさに、入線から目がくぎ付け!

 6両のうち5両が自由席で、車両ごとに変化するアートを、移動しながら鑑賞できます。キッズスペースがある車両では、プラレールモチーフのアート作品の中で寝転がって遊べます。娘もプラレールに興味津々でした。お気に入りは荒神明香さんの作品=写真。カラフルな花びらのオブジェが列車の振動でユラユラ揺れるのが楽しく、ずっと眺めていたくなりました。

 他にも、壁がさまざまな形の鏡で覆われた作品やカラコルム山脈の写真、新潟の美しい里山の映像など見どころいっぱい! 唯一の指定席車両は蛍光イエローの内装が鮮やか。トンネルに入るとシェードの模様が浮き上がる仕掛けも感動します。約50分の乗車時間はあっという間で、もう少しアートの世界に浸っていたかったなぁ。

 

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