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【鉄学しましょ】

夏 先撮り 村井美樹さん

写真

 「よし、秩父へSL旅だ!」。昨年夏、臨月間近だった私は産前ラストの鉄道旅に、秩父鉄道の「SLパレオエクスプレス」=写真=を選びました。埼玉県の熊谷−三峰口を走る列車で、東京から最も近い蒸気機関車として気軽に乗れるのが魅力です。

 自由席の整理券を予約し、熊谷駅で早めに並んで、先頭のSLから一番離れた4号車の席をゲット。最後尾なら大きなカーブに差し掛かった時、車窓からSLの迫力ある姿を見られます。

 えんじ色のボックス席に揺られて、のどかな景色や渋い木造駅舎などを堪能しながら、たっぷり約2時間の旅。寄居(よりい)駅や長瀞(ながとろ)駅、秩父駅では長く止まるので、SLと記念写真も撮れますよ。車内アナウンスは秩父出身の落語家、林家たい平師匠が担当。沿線の見どころを軽妙な語り口で解説してくれます。

 秩父駅で下車し、昼食に名物くるみ蕎麦(そば)を食べ、秩父神社へ。モダン建物が残る街並みを散策後、レトロな喫茶店で一息。ちちぶ銘仙館で機織り体験をし、最後は西武秩父駅前温泉「祭の湯」でお土産探し(本当は温泉に入りたかった!)。

 猛暑の中、大きなおなかを抱えて、目いっぱい秩父観光を楽しみました。帰りは西武鉄道の「52席の至福」に乗ったのですが、この話はまたの機会に。

 

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