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【鉄学しましょ】

茂吉をスルー 古今亭駒治さん

写真

 山形県上山(かみのやま)市にある奥羽線の「茂吉記念館前」=写真=は当地出身の歌人、斎藤茂吉の功績を振り返る記念館まで徒歩2分の駅です。奥羽線には山形新幹線も走っているので、日本で唯一の「新幹線が通る前駅」といえます。通過するだけで止まりませんが。

 駅を撮影していると、おじさんが話しかけてきました。ホームの脇で「この下も撮って!」と言います。見ると、ホームが古いレールで支えられていました。

 聞けばおじさん、50年前にこのホームを造ったそうです。今は仙台に住み、懐かしくなって来てみたとのこと。昔は周辺に競馬場や農業高校があってにぎわい、米沢出身の俳優、伴淳三郎が近所でロケをしたこともあったといいます。

 おじさんと別れ、駅の裏の階段を上ると、木立の奥で茂吉の銅像が迎えてくれました。鳥の声に混じって電車の音が聞こえてきます。記念館の展示を見て、茂吉より妻の輝子さんにがぜん興味が湧きました。活動的な人だったようで、南極やエベレストにも行ったとか。しかもおしゃれです。

 もっと知りたいと思っていたら、秋に輝子展が開かれるとの情報が。また来ます、輝子さんに会いに。もちろん、茂吉先生にも!

 

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