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【鉄学しましょ】

出雲大社結ぶ「前駅」 古今亭駒治さん

写真

 寝台列車「サンライズ出雲」のB寝台が取れたので、島根県の出雲と松江を走る一畑(いちばた)電車の前駅を調査してきました。パジャマ姿で車内から、ホームにたたずむ勤め帰りの皆さんを眺めながら飲むビールは格別です。ところが知らないうちに寝込んでしまい、あっという間に終点出雲市に到着。一畑電車に乗り換え、前駅調査に繰り出します。

 ハイライトは「出雲大社前」=写真。文字通り出雲大社の前駅で、1930(昭和5)年に建てられた小さな教会のような駅舎は、待合室にステンドグラスの光が落ちて、自然と気持ちが和らぎます。1924(大正13)年の建築で、廃止後も保存されている荘厳な純和風の国鉄旧大社駅より、出雲大社に850メートルほど近く、かわいい顔して前駅の面目はしっかり躍如しています。ロードメジャーを転がして参道を約360メートル歩くと境内入り口に到着です。縁結び祈願の人たちも、私のような怪しい人物とは縁を結ばれたくないと思ったでしょう。

 他にも、JRの線路脇にあり列車を眺めるのに最高な「出雲科学館パークタウン前」、ホームからは田んぼなどのジャパニーズガーデンしか見えない「松江イングリッシュガーデン前」など、個性豊かな前駅がそろっていました。

 

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