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【鉄学しましょ】

徒歩0分、究極の前駅 古今亭駒治さん

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 弘前を走る弘南鉄道の鉄道まつりで落語をやってきました。会場は車庫内で高座の後ろに金びょうぶに見立てた銀色の元東急7000系が、正面を向いて置かれているというすごい落語会でした。ここにはかなり貴重な、同じく元東急の6000系が保存されているのですが、感動しているのは私だけで、地元の人たちは目もくれず呑気(のんき)にビールを飲んでいました。

 沿線の前駅調査も忘れません。同社の大鰐(おおわに)線、弘南線には前駅が合わせて8つ。10月の弘前は空気が冷たく薄着の身には堪(こた)えましたが、「運動公園前」に降りた時に寒さが吹き飛びました。キングオブ前駅、出現です。プロの試合も行われる野球場などがある弘前市運動公園の前駅で、弘前寄りの出口を出ると、もうそこは公園の中です。つまり、駅から運動公園までの距離、所要時間ともに0ということになります。豊橋鉄道の「愛知大学前」に続いて、私が訪れた前駅の中では2例目です。下調べで近そうだということは分かっていましたが、ここまでとは。実際に来てみないと分かりません。ただ、感動しているのはやっぱり私だけで、地元の皆さんは呑気に散歩をしていました。

 すごいお宝が誰にも気づかれずに眠る弘南鉄道、かっこいいです!

 

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