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【東京レター】

違う世界を知って 米テキサス州の友人たちへ=エリック・シュナイダーさん(55)

北千住で買ったカレーパンを手にするエリック・シュナイダーさん

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 昨年十二月、再来日しました。最初に日本で暮らし始めたのは一九九一年。ハワイの大学で出会った妻公枝と結婚し、都内の自宅で英会話教室を経営。多い時は生徒百二十人を一人で教えていました。

 そこに起きたのが二〇一一年の東日本大震災。地震が続くことを恐れ、翌日に家族と故郷テキサス州ヒューストンに向かいました。

 でも、米国に戻っても日本の素晴らしさは心から離れませんでした。おいしい食事、安全、信頼、他者への尊重…。友人や同僚と話すと、気がつけばいつも日本の自慢ばかりでしたね。

 妻の両親が高齢のため、みんなでもう一度、日本で暮らすことに決めました。英会話教室も春から再開するつもりです。

 最近は自宅に近い北千住(足立区)の裏通りを、妻と「探索」するのが好きです。お気に入りのパン屋さんを見つけました。米国にはない、いろいろな種類のおいしいパンを食べ比べしています。

 テキサスの人は自分たちに誇りを持ち、州外に旅行もせず一生暮らす人も多いほど。それも大事だけど、違う世界や文化を知り、大きな視野を持つことも素晴らしいと伝えたいです。 (聞き手・金杉貴雄)

 

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