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【東京レター】

65歳まで働いた後は ベトナムの友人たちへ=ラム・コック・ウェンさん(48)

自宅の1階で経営するベトナム料理店で働くラム・コック・ウェンさん=千葉県市川市で

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 ベトナム南部のニャチャンで十人きょうだいの二番目に生まれ、十代前半から屋台を開いたり、美容院を経営したりしていました。ベトナムに赴任した日本人と結婚して、一九九九年十月に来日。戸籍名の「中村愛子」は夫の祖母がつけてくれました。

 言葉も分からない異国に行くのは不安でしたね。生まれて間もない娘を連れて日本に来ましたが、子どもの予防接種が必要なことを知らず、近所の人が受診の仕方を教えてくれるなど助けてくれました。

 日本でも店を持ちたいと、日本語学校に通いながら食堂やコンビニの店員、縫製作業、ヘルパーなどいろんなアルバイトをしてお金をため、二〇〇六年九月に五反田(品川区)でベトナム料理店を始めました。初めは調理から接客まですべて一人で行い、日本で生まれて当時一歳だった息子を背負いながら働きました。

 六年前に都内から千葉県市川市に引っ越し、自宅一階に二店舗目を開きました。こちらはサラリーマンより家族連れのお客が多いです。六十五歳まで働いたら、日本に住む外国人の生活をサポートしたり、日本文化を紹介したりするボランティアをやりたいですね。 (聞き手・新貝憲弘)

 

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