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【2020東京五輪】

東京五輪チケットあす受け付け 開会式、陸上100メートル…高倍率必至

東京五輪に向け建設が進む新国立競技場=7日、本社ヘリ「あさづる」から

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 2020年東京五輪は、国内在住者向けのチケットの抽選申し込み受け付けが、9日午前10時に始まる。詳細な競技日程も発表され、開会式は来年7月24日の午後8時に始まり、陸上男子100メートル決勝は8月2日午後9時50分にスタート。これらのチケットは閉会式、競泳などとともに高倍率の争奪戦となりそうだ。

 手続きは18日に開設された公式チケット販売サイトで行う。事前に住所、氏名、電話番号などを登録する「ID登録」をした上で、観戦したい試合や席の種類を選ぶ。

 1人が第1希望として申し込めるのは30枚まで。試合ごとに希望できる枚数にも制限があり、メダルが決まる試合が対象の場合は一般のチケットでは4枚までとされている。第2希望も選べば60枚まで申請できるが、当選の上限は30枚。一般の他に車いすの人用、グループチケットもある。

 受け付け締め切りは5月28日午後11時59分。結果は6月20日に発表される。抽選で当たったチケットは全て買うことが求められ、当たった中から選ぶのは不可。購入手続きの締め切りは7月2日で、これを過ぎると購入の権利は全て失う。

 決済はコンビニでの現金支払いかVISAのカード払いを選ぶ。また購入後に不要となったチケットは、公式転売サイトを通じて定価で買い取ってもらうことが可能だ。

 1枚も当たらなくてもチャンスはまだある。大会組織委員会は今秋以降、公式サイトで先着順に販売するほか、来春以降に東京都内に販売所も設ける。チケット販売総数は招致段階の計画で780万枚。抽選や先着順への配分枚数は不明だが、大多数が国内販売分となる。

◆日本の活躍、連日期待大

 2020年東京五輪は大半の日に20種目前後の決勝が設定され、日本勢の有望種目が連日続く。自転車BMXフリースタイル・パークやサーフィンなど五輪初採用となる若者に人気の新スポーツもバランス良く組み込まれた。どの競技に抽選を申し込むかで、頭を悩ませることになりそうだ。

 大会前半は7月25日から始まる競泳と柔道で日本勢のメダル獲得に注目が集まりそう。卓球は7月30、31日、テニスは8月1、2日、バドミントンは8月2、3日にそれぞれ女子と男子のシングルス決勝が組まれた。世界最速を決める陸上男子100メートル決勝は2日。後半はレスリングや空手が組み込まれた。8日は野球やバスケットボール男子、サッカー男子など現時点で最多30種目の決勝が集中し、見どころ満載となった。

 時差のある米国の夜のテレビ放送に合わせ、競泳のほかバスケットボール、ビーチバレー、陸上の一部種目は午前開始の時間帯で決勝を行う。バレーボールで午後11時30分終了の試合が複数設定されるなど、団体球技は競技が夜遅くに終わるものもある。観戦計画を立てる際には、こうした点に加え、屋外競技は日中の厳しい暑さも考慮に入れる必要がある。

 7月26日に始まるサーフィンは順調なら29日に王者が決まる。ただ波の状況に実施の可否は左右され、8月2日までの8日間のうち4日間で競技を行う。この期間は「サーフィンフェスティバル」として連日イベントが組まれ、競技の有無にかかわらず、各日3000円でチケットを販売する。

◆まずはID登録 申し込み枚数には上限

 2020年東京五輪のチケットの抽選申し込みが9日に始まります。

 Q 具体的な手続きは。

 A まず「ID登録」をする必要があります。大会組織委員会の専用サイトで電子メールアドレスや住所、氏名、生年月日、電話番号などを登録します。IDが付与されたら申し込みができます。チケット販売サイトで観戦したい試合を探し、A席、B席などの席種と枚数を指定して申し込みます。

 Q 何枚でも申し込めますか。

 A 上限があります。一般チケットや車いす利用者と同伴者向けのチケットの場合、開閉会式は2枚、メダルが決まる試合は4枚、その他の試合は6枚まで。子供や障害者らを含むグループ向けのチケットでは、それぞれが4、6、8枚となります。また、1人で第1希望として申し込めるのは30枚までです。

 Q 当たるかどうかが不安です。

 A 第1希望のチケット1枚ごとに、違う試合で第2希望も設定することができます。また、ある試合のA席が外れても、B席が空いているなら観戦したいという人のために、ランクが一つ下の席も抽選の対象にできる「カスケードサービス」も用意されています。

 Q 申し込みはいつまでですか。

 A 28日が締め切りです。申し込み順と当選確率は関係ないので慌てなくてもいいでしょう。締め切り後に抽選があり、結果は6月20日に発表されます。

 Q せっかくだからとたくさん申し込むのは。

 A 当選したチケットは全て買うことが求められるので、注意が必要です。また、7月2日までに現金かカードでの購入手続きを済ませないと、当たったチケットでも1枚も買えなくなります。

◆最高額30万円 締め切り直前には注意

 ▽最高価格は30万円

 抽選対象は実施が凍結されているボクシングを除く32競技と開閉会式。一般チケットの最高価格は開会式の30万円。競技別では、陸上の男子100メートルや400メートルリレーなど、注目の決勝種目を含む日の13万円が最高で、最低はサッカー女子1次リーグなどの2500円。全体の半分以上は8000円以下に設定されている。

 ▽余裕を持って

 抽選申し込み順は当選確率には影響せず、慌てて手続きをする必要はない。ただし、締め切り直前にはアクセスが集中して申し込めないケースも想定され、余裕をもって行動したい。

 ▽QRコード

 チケットは発行、配送の手数料を支払って紙のものを受け取るのも、自ら印刷するのも可能。スマートフォンなどで電子データとして持ち歩くこともできる。チケットには入場者の情報などが入ったQRコードが記されている。会員制交流サイト(SNS)などにアップすると、写ったQRコードが悪用される恐れがあり、大会組織委員会は注意を呼び掛けている。

 ▽国内在住者限定

 今回の抽選は国内在住者限定だが、海外にいる家族や友人の分をまとめて申し込むことはできる。日本に住む外国人が母国の家族の分を購入し、一緒に観戦するといったことも可能。国外の在住者はそれぞれの国のオリンピック委員会などを通じて購入することになる。

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