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【2020東京五輪】

熱き、夢舞台 新国立競技場、9割完成

報道陣に公開された新国立競技場内(魚眼レンズ使用)=3日午前、東京都新宿区で

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 二〇二〇年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとして十一月末に完成する新国立競技場(東京都新宿区)の建設現場が三日、報道陣に公開された。建設作業は全体で九割近くまで完了。四十七都道府県から調達した木材を使った外周のひさしなど外装工事はほぼ終わり、コンセプトとする木のぬくもりを感じられる「杜(もり)のスタジアム」の工事は、いよいよ仕上げの段階に入った。

 木材と鉄骨を組み合わせた巨大な屋根が観客席の上にせり出し、緑や茶色など落ち着きのある色の観客席は、完成時の約六万席のうち約四万五千席の設置が終わった。今月中旬にフィールド内に芝生を敷き、八、九月に陸上トラックを仕上げる工事を実施する。

競技場外側の建設現場。五輪マークも設置された=3日午前、東京都新宿区で

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 懸案の暑さ対策として空気の循環を促すファンを百八十五台、ゲート付近などにはミスト冷却設備を八カ所設置。南北にはフルハイビジョンの大型映像装置も設けた。観客席は大会後に改修し、約六万八千席となる。

 事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)は、十二月二十一日に一般向けのオープニングイベントを開催すると発表した。

建設工事が進む新国立競技場=3日午前、東京都新宿区で

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◆選手村、有明アリーナも着々

 三日には東京都も、臨海部に新設中の選手村(中央区)や競技会場の計四施設を報道陣に公開した。選手村の宿泊棟は全二十一棟が最上階まで建設されるなど工事の進捗(しんちょく)は八〜九割となり、バレーボール会場の有明アリーナ(江東区)も屋根や外壁がほぼ完成した。

 都によると、選手村の宿泊棟は十四〜十八階建てで、現在は内外装工事が進められている。十二月に完成する見通し。

建設が進む選手村=3日午後、東京都中央区で(本社ヘリ「あさづる」から)

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 選手村には商業棟やメインダイニングなどの食堂、各種店舗が入るビレッジプラザも準備され、来年六月末までに全体が完成する。

 有明アリーナ工事の進捗は八割を超え、十二月の完成を目標としている。

 他に水泳会場の東京アクアティクスセンター(江東区)が七割、有明体操競技場(同)も八割まで工事が進んでいる。

公開された有明体操競技場=3日午後、東京都江東区で

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公開された東京アクアティクスセンター=3日午後、東京都江東区で

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