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【2020東京五輪】

マラソン代表4選手、五輪に意欲 MGCから一夜明け

 東京五輪の代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」から一夜明けた16日、五輪切符を得た男女各2選手が東京都内で取材に応じ、来夏の大一番へ意欲を語った。五輪とほぼ同じコースで夏場のレースを勝ち抜き、本番に向けて早くも戦略や暑さ対策に思いを巡らせた。

 序盤の5キロすぎまで下り、37キロ付近まで平たんな道が続いた後、最後に5キロの上りが続くコース。39キロ以降のスパートで激戦を制した男子の中村匠吾(富士通)は「最後の起伏がポイントなのは五輪も変わらない」とみる。「下りや平たんで走りやすい前半をいかに走るか」と話し、最終盤に備えて力を蓄える重要性を強調。女子2位の鈴木亜由子(日本郵政グループ)も「前半の余裕が後半の伸びにつながる」と話した。

 一方、やや違う展開を読むのが男子2位の服部勇馬(トヨタ自動車)だ。「勝負はもっと早いんじゃないか。ケニアやエチオピアの選手は坂に関係なく行く気がする」とロングスパートを警戒した。

 気象庁によると東京の気温は、ゴールした正午前には28度前後まで上がった。

 女子覇者の前田穂南(天満屋)が「あまり暑さを感じなかった」と言うように、男女とも暑さに強いか、対策を十分講じてきた選手が上位に入った。

 給水所の氷を両手に持って走るなどして活用した服部は「本番はもっと暑くなると思うが、ある程度対応できると思う」と手応えを得た。 (森合正範、佐藤航)

 

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