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【2020東京五輪】

いざ夢の舞台 32歳・皆川、苦労実る レスリング世界選手権

女子76キロ級準決勝 エストニア選手を攻める皆川博恵=榎戸直紀撮影

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 女子はお家芸とはいえ、最重量級では快挙だ。女子76キロ級の皆川は五輪の国別出場枠にとどまらず、代表内定まで一気に決めた。「ずっと夢だった五輪に出ることがかなえられた」。悲願をたぐり寄せ、激闘で腫れ上がった顔から涙をこぼした。

 エストニア選手との準決勝は会心の試合だった。前半に鮮やかに両足タックルで先制すると、後半も無理に前に出てくる相手の背後をカウンターで奪い、加点していった。「練習でやってきたことが出せた」と手応えをにじませた。

 2016年リオデジャネイロ五輪の前年、世界選手権の約3週間前に負傷し、出場がかなわなかった。だが東京五輪を目指して奮闘。「技術も体力も4年前より向上している」と言う。

 何度も日の丸を背負ってきたが、大舞台での金メダルはまだない。「今までみんなのウイニングランを、すごい格好いいと思っていた」。32歳の苦労人は19日の決勝、そして東京五輪へと加速する。 (多園尚樹)

<みながわ・ひろえ> 左膝の故障が響き、2016年リオデジャネイロ五輪出場を逃したが、世界選手権は17年に75キロ級、18年に76キロ級で銅メダル。18年ジャカルタ・アジア大会76キロ級銀メダル。全日本選手権で5度優勝。17年に結婚し、旧姓は鈴木。京都・立命館宇治高−立命大出、クリナップ。162センチ。32歳。京都府出身。 (共同)

 

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