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【2020東京五輪】

伊調、五輪が事実上消滅 V5 川井姉妹が阻む

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 【ヌルスルタン(カザフスタン)=共同】女子の伊調が目指した前人未到の五輪5連覇への道は20日、事実上絶たれた。62キロ級で川井友が世界選手権で3位を死守し、57キロ級女王で姉の川井梨に続いて東京五輪代表に決定。伊調は58キロ級と63キロ級で五輪の金メダル4個を獲得してきたが、川井姉妹に適正階級を阻まれた。

 伊調は2016年リオデジャネイロ五輪後に休養し、パワハラ問題もあって現役を続けるかどうか悩んだ。「やっぱりレスリングが好き」と昨年10月に実戦復帰。東京五輪出場を見据えていたが、2年余り不在の間に様相は一変した。「女子レスリングのレベルが上がっている」と歓迎したが、リオ五輪前は58キロ級で寄せ付けなかった川井梨に世界選手権代表争いで屈し、リベンジを許す形となった。

 7月に代表争いで川井梨に敗れた際には「(五輪5連覇は)自分しか挑戦できなかったと言われるのはうれしいし、誇りに思う。悔いなく挑戦できたのはすがすがしい気持ち」と語った。女子の個人種目で史上初の五輪4連覇を成し遂げたベテランにも世代交代の波が押し寄せた結果だった。

 

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