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【2020東京五輪】

新国立の民営化 計画策定先送り 政府、五輪終了後に

 2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとして11月末に完成する新国立競技場の後利用を巡り、政府が民営化の計画策定を東京大会終了後に先送りする方針を固めたことが18日、分かった。当初は今年、策定する予定だった。19日に関係閣僚会議を開いて確認する。陸上トラックを残すかどうかも大会後に最終判断する方向となり、将来の姿が定まらないまま来年の本番を迎える。複数の関係者が明らかにした。

 関係者によると、運営権取得に関心を持つ民間事業者に対して、保安上の理由でVIP席周辺の詳細なレイアウトを大会が終わるまでは、開示できないことが判明。付加価値の高いVIP席を収益源の一つと見込む事業者側から、現時点では情報不足で採算性を十分に判断できないとの声が上がり、計画策定が困難になった。

 政府は17年に大会後はトラックを撤去して球技専用スタジアムに改修する方針を決めた。ただ、一部スポーツ界関係者に見直す動きがあり、トラックを残して陸上と球技の兼用にすることで検討も進んでいる。こうした事情も先送りの判断に影響した可能性がある。

 

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