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【群馬】

まちを元気にしたい 足利遊学館に飲食店「カミツレ」開店

愛嬌いっぱいの笑顔で来店者を迎える野村貴代さん=栃木県足利市で

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 栃木県足利市のまち歩き観光の拠点施設「足利まちなか遊学館」の一階にテークアウトの飲食店「カミツレ」が先月末オープンした。観光名所の史跡足利学校や鑁阿(ばんな)寺にもほど近く、新たな観光スポットとして期待されている。

 「ごきげんよう〜」。運営者の野村貴代さん(28)が愛嬌(あいきょう)いっぱいの笑顔で来店者を迎える。「私、いらっしゃいとは言いません。観光客の方にも地元の方にもアットホームな感じで接したい」と言う。

 生まれも育ちも同市。元々は美容師だが、喫茶店で働いていたとき、店のまかない料理に興味を持った。料理教室で学び、いつか自分の店を持ちたい、と夢見ていた。足利市が出店者を公募しているのを知り、「経営の知識や経験はゼロだけど、とにかく走りだしてみよう」と応募した。

 遊学館は、北側の足利学校まで八十メートル続く南北の石畳道と中心市街地を東西に貫く旧国道50号の交差点に接する鉄筋二階建ての施設。市が、旧銀行店舗を買い取って二〇〇三年、観光拠点としてオープン。一六年にリニューアルし、足利銘仙の着付けができる施設や観光客の休憩スペースがある。

 今年三月に一階のコーヒー店が撤退。市の出店者募集に八の団体・個人から応募があった。野村さんが選ばれた理由について市関係者は「新しい風を吹かせてくれると期待したから」と話していた。

 店名はキク科の一年草カモミールの和名から。自慢は玄米を使った料理。「『植物のお医者さん』といわれる花。まちを元気にしたいから」と野村さん。

 営業は午前九時〜午後五時。木曜休み。ランチは日替わりで、メニューは自身のフェイスブックページ(「野村貴代」で検索)で公開していく。 (梅村武史)

 

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