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【群馬】

御巣鷹の尾根で冬支度 日航機遺族らが墓標を清掃

「御巣鷹の尾根」で冬支度をする管理人の黒沢完一さん=上野村で

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 一九八五年八月に日航ジャンボ機が墜落した上野村の「御巣鷹の尾根」で遺族らが十四日、冬の閉山期間に備えて墓標の清掃や造花を供えるなどの冬支度をした。来年四月二十九日に開山予定。

 冷えた風が吹き付け、カラマツの落ち葉が積もる尾根。兄の栗原崇志さん=当時(33)=一家三人を亡くした栃木県大田原市の橋本毅さん(64)は両親の写真を片手に訪れ、今年の一年を墓前で報告した。

 今年の夏に保育園児が登っているのを目にして「若い人に事故の教訓が受け継がれて頼もしかった」と笑顔を見せた。

 尾根の管理人の黒沢完一さん(75)は「冬の間、墓標が寂しくないように」と色とりどりの造花を並べた。尾根の中腹にある「スゲノ沢」の斜面では、九月から十月にかけての台風の影響で、今も倒木と土砂が残っており、黒沢さんは「来春に向け、少しずつ整備していきたい」と語った。

 事故は一九八五年八月十二日、羽田発大阪行き日航123便ボーイング747が御巣鷹の尾根に墜落し、乗客乗員五百二十四人のうち五百二十人が死亡した。

 

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