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【群馬】

行方不明、GPSで早期発見 身に着ける端末を富岡市が貸し出し

貸し出しが始まったGPS端末機器(いずれも富岡市提供)

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 認知症で外出中に行方不明となる高齢者らの早期発見につなげようと、富岡市は今月から、家族に衛星利用測位システム(GPS)の携帯端末機を貸し出す事業を始めた。市が委託した民間事業者が高齢者の位置情報を確認して家族に伝える。同様の高齢者見守り事業は高崎市が無償貸与で実施しているほか、前橋市など県内自治体で広がりをみせている。

 対象は市内に住み、行方不明となるおそれのある六十五歳以上の認知症高齢者を介護する家族。市がGPS端末機器と充電器を月千二百円で貸し出す。端末機器を高齢者の靴やバッグ、お守り袋などに付けて高齢者の外出時に常に身に着けてもらい、所在が分からなくなったときには委託先の事業者が位置を特定して家族や警察が保護する。

 靴などに装着する場合の靴購入費等は利用者負担になる。

 利用希望者は市に利用申請書や高齢者の登録情報個人票を提出する。市によると、開始後初の開庁日となった三日に早速一件の申請があったという。市の担当者は「認知症高齢者の事故などを未然に防ぐために利用してほしい。家族で思い悩まずに市に相談してほしい」と呼び掛けている。(石井宏昌)

靴のかかと部分に付けられたGPS端末機器

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