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【群馬】

前橋市長が倉嶋副市長の解職検討 中心街再開発 混乱で不信感か

 前橋市の山本龍市長が、倉嶋敬明副市長の解職を検討していることが十二日、分かった。山本市長は今月末までに倉嶋副市長が自ら辞職を申し出るように調整し、辞職届が出ない場合、解職に踏み切るとみられる。倉嶋副市長が主に担当していた中心街再開発計画の進め方に対し、山本市長が不信感を持ったことなどが背景にありそうだ。 (菅原洋、市川勘太郎)

 関係者によると、倉嶋副市長は既に再開発計画の主な担当から外れ、山本市長が自ら主導している。

 再開発計画を巡っては、十月に千代田町の中心商店街で市と地元百貨店「スズラン」を中心にした再開発準備組合が設立された。

 しかし、前橋商工会議所が十一月、再開発計画の見直しを求める要望書を市へ提出。市は当初、計画の事業者を本年度中に選定する予定だったが、一度始めた公募手続きを停止するなど混乱が続いている。

 倉嶋副市長は二〇一六年春、市議会の選任を得て四年間の任期で就任。県庁の県土整備部長を務め、県とのパイプ役も期待された。

 倉嶋副市長はまだ、山本市長から正式な辞職勧告は受けていないとみられ、自ら辞職するかは微妙な情勢だ。倉嶋副市長には、再開発計画に関わり続けたいとの意向があるとみられる。

 倉嶋副市長の解職に至った場合、市議会の議決は必要ないという。ただ、副市長が任期途中に辞めるのは異例の事態になるため、山本市長は議会側と調整しているとみられる。

 

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